#67 ページ21
翌日。
いよいよ初出勤の日。
指定時刻より30分早く着いたAは恐る恐る裏口を開けて中に入る。
「おはようございますっ！」
「あぁ、おはよう。よく来てくれた」
「へぇーこの子が噂の新入りちゃんかい？」
「上玉じゃねぇか」
「お前らな……」
リゾットが挨拶を返してくれたかと思えば、奥にいた男二人になにやら言われているようだ。リゾットが2人を制して話を続ける。
「こいつらはホルマジオとイルーゾォ。仕事は俺が中心に教えるが、全然こいつらにも聞いてくれても構わない。最初のうちは少し怖いかもしれないが一応人気のメンツなんだ」
「わかりました。よろしくお願いします！」
「お、おう……よろしく」
「なに照れてんだよイルーゾォさんよォ？」
昨日会ったメローネとかいう奴よりも大丈夫そうな2人で、Aが安心したのはここだけの秘密だ。
軽く挨拶を済ませると、リゾットに連れられて裏の休憩室に来た。
そこで自分用の荷物棚を割り当てられ、そこで必要な物を受け取った。
「これが表に出る時につけるサロンなんだが……どうだ？長いか？」
「いえ、丁度いいですよ、ね？」
「うむ、そうだな。サイズが合うものがあって良かった」
腰に黒いサロンを巻いて、名札を付ける。
これだけで身が引き締まる思いがするが、多分これも最初のうちだけなんだろうなと、いらぬ考えが頭をよぎる。
休憩室を出て、カウンターに戻ると、2人がこちらを見つめてくる。
「おぉ、似合ってんねぇ」
「見た感じ仕事出来そうな感じがして俺は結構好印象だな」
「いい加減にしろお前ら。彼女はまだ緊張している」
「まだ何も言ってねぇだろ！？」
いつもこんな感じなのだろうか。ちょいと不安になるが、楽しそうなことに変わりはない。
「白沢Aです。今日からよろしくお願いします！」
「さっきも紹介されたが、改めて、俺はホルマジオ。んでこいつがイルーゾォ」
「よろしくな」
「はいっ！よろしくです！」
自己紹介も済ませ、Aは張り切ってリゾットの元へ駆け寄る。いよいよ仕事を教えてもらう時が来た！！
と、その前にリゾットから渡されたのはメニュー表。ドリンクとセット・アラカルトで別にメニューがあるようで、2枚渡された。
「ひとまずはメニューを覚えないとな。オーダーを取ることも出来ないし、なにより作れなくては意味が無いからな」
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幽子(プロフ) - おさばさん» おさばさんコメントありがとうございます！こんな長々と締りのない作品を最後まで見てくださったこと感謝致します！！！！機会がありましたら別作品も読んでみてくださいね(⌒▽⌒) (2020年12月6日 21時) (
レス) id: c4f9052a2a (このIDを非表示/違反報告)
おさば - 執筆お疲れさまですm(_ _)m 楽しく読ませていただきました！出会えて良かったです！ (2020年11月30日 19時) (レス) id: 1de1f7238a (このIDを非表示/違反報告)
幽子(プロフ) - レーナさん» あぁぁぁああお久しぶりですレーナさんん！！これが処女作なんで次回作出来たらぜひ、、いつ出るかはわかりませんがwしかし長い長い更新を待ってくださってありがとうございました(土下座)次も多分こんな感じだと思うので(学習しない)、今後ともよろしくです（^ω^） (2020年4月13日 18時) (レス) id: c4f9052a2a (このIDを非表示/違反報告)
レーナ - 遅くなったァァァァァァすんませんしたァァ（リアル土下座）作品終わりましたね！これを機に他の幽子さんの作品みます(｡ ・`ω・´) ｷﾗﾝ☆（いやこの作品見た時から見ろ）あっちこっちコメントしたら迷惑になるでしょうが（あーそうか一気にコメするの迷惑かもね） (2020年4月12日 18時) (レス) id: c89295cbe6 (このIDを非表示/違反報告)
幽子(プロフ) - もっちさん» わー！もっちさぁん!!!!こちらこそ感謝です!!!!作品どころか私自身の事も応援して頂いて、、嬉しい限りです。次の作品は一応考えてはいるので、もう少し具体的になったら出そうと思ってますので少々お待ちくださいませ！！ (2020年4月11日 17時) (レス) id: c4f9052a2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：幽子
作成日時：2018年10月20日 9時
