#60 ページ14
一方その頃、シーザー宅では――
「荒木荘の奴だとッ！？」
「そうだが」
「なッ！！あの中でレディが一人でいるのか！？」
「そうだよ」
「マンマミーア……」
「経緯は本人から聞いておくれよ」
「男としてそれは放っておけないだろう！？なぁ！？花京院！！」
「え？……うんまぁ……でも大丈夫じゃないかな」
「大丈夫なわけがあるか！！行くぞ！案内しろ！」
Aがどうしても心配だと言ってきかないシーザーを相手に花京院はあっさり折れて、結局荒木荘へ行くことに。
道中、心配いらないだろう、と花京院は何度もシーザーに言うが、レディーをあそこで1人にしておくのは俺のプライドが許さないからな！と何故か意気揚々と歩いている。
そんなこんなで荒木荘へ到着。
ただの一軒家であるが、その禍々しい雰囲気は隠しきれておらず、玄関からすでに漏れている。
「実を言うと、ここに来るのは初めてなんだ。花京院。ヤバそうな感じがするぜ」
「ヤバい奴が住んでますもん」
「確かに……」
若干緊張しつつ、シーザーはインターホンを鳴らす。2回ほど押してみたが反応が無かったので、居間の窓を覗いてみる。すると、そこにいたのは、DIOとカーズ、そしてAだった。
しかもDIOに至っては、Aを自分の足の間に座らせてそのまま寝てしまっているではないか！Aもそれにつられてか、座ったままうたた寝をしている。
「カ……カーズ……！！！」
「DIO……ッ！！」
その光景を見て各々思うところはあったが、特に何も無く平和な光景だったので、シーザーは納得した様子で花京院を見る。
「だから言ったろう」
「そうだな……なぜか平和だな」
「それに関しては僕も驚いたよ」
二人の声が聞こえたのか、Aは眠い目を擦りながらDIOの頭を避けて立ち上がり、寝起きのおぼつかない足取りで玄関へ向かう。
少ししてから、ドアが開く音に反応して花京院達は勢いよくそちらを振り返り、臨戦態勢に入る。
「……あ、花京院さん……と、あぁの時のナンパ男ォ！！！！！！！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 93人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
幽子(プロフ) - おさばさん» おさばさんコメントありがとうございます！こんな長々と締りのない作品を最後まで見てくださったこと感謝致します！！！！機会がありましたら別作品も読んでみてくださいね(⌒▽⌒) (2020年12月6日 21時) (
レス) id: c4f9052a2a (このIDを非表示/違反報告)
おさば - 執筆お疲れさまですm(_ _)m 楽しく読ませていただきました！出会えて良かったです！ (2020年11月30日 19時) (レス) id: 1de1f7238a (このIDを非表示/違反報告)
幽子(プロフ) - レーナさん» あぁぁぁああお久しぶりですレーナさんん！！これが処女作なんで次回作出来たらぜひ、、いつ出るかはわかりませんがwしかし長い長い更新を待ってくださってありがとうございました(土下座)次も多分こんな感じだと思うので(学習しない)、今後ともよろしくです（^ω^） (2020年4月13日 18時) (レス) id: c4f9052a2a (このIDを非表示/違反報告)
レーナ - 遅くなったァァァァァァすんませんしたァァ（リアル土下座）作品終わりましたね！これを機に他の幽子さんの作品みます(｡ ・`ω・´) ｷﾗﾝ☆（いやこの作品見た時から見ろ）あっちこっちコメントしたら迷惑になるでしょうが（あーそうか一気にコメするの迷惑かもね） (2020年4月12日 18時) (レス) id: c89295cbe6 (このIDを非表示/違反報告)
幽子(プロフ) - もっちさん» わー！もっちさぁん!!!!こちらこそ感謝です!!!!作品どころか私自身の事も応援して頂いて、、嬉しい限りです。次の作品は一応考えてはいるので、もう少し具体的になったら出そうと思ってますので少々お待ちくださいませ！！ (2020年4月11日 17時) (レス) id: c4f9052a2a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：幽子
作成日時：2018年10月20日 9時
