#59 ページ13
ナンパという形でシーザーと出会ってしまったAは、まだDIOの上に寝転んでいた。
「う〜〜〜〜ん」
「いつまでそこにいるつもりだお前は」
「いいじゃん」
「まぁ、悪くは無いが」
花京院からの連絡で、彼がジョースターと関わりのある人間だと言うことがわかった。しかもジョセフの相棒だということもリサーチ済みだ。
次々と花京院から連絡が来て、それに目を通している間にも連絡は絶えず通知音が鳴り止まない。うるさい。
「もう少し音を小さくできんのか」
「あ……ごめんうるさかったよね」
「読書に集中できん」
「だよね。下げる下げる」
DIOからクレームが入ったのでさすがに音を下げる、というか消す。
『コレ見てよAちゃん！コレはどう思う！？』
そう言って送られてきたのはスクショ画像。
花京院と承太郎のやり取りが切り取られていた。
Aは画像をじっくり見て会話を追う。
そして思う。
(……承太郎さんっ……！！！)
ちょっと心配してくれたら嬉しい……なんて考えている頭をぶんぶん降る。
そんなことがあってはいけない……訳でもないけど！でも！でもォッ！！！！
そんなしょうもないことを考え、期待してしまった自分が恥ずかしくて顔が熱くなる。
「あぁぁ〜……」
「む、どうした」
「なんでもない」
DIOの胸に顔を埋めて呻き声を上げると、それを心配してくれるかのようにDIOがわしゃわしゃと頭を撫でてくれる。そもそもこの吸血鬼には本当に心配という感情があるのだろうか。
するとDIOはおもむろに起き上がり、Aを抱き抱えると自分の足の間に座らせた。
「最近の女はこういうことを好むのだろう？一説によると落ち着くらしいが、どうだ？」
「……どこで覚えたのそれ」
「今朝読んだ雑誌に書いてあってな。思い出したんで試したくなったのだ。これであってるか？」
「うん……落ち着くよ」
「そうか。やはり効果はあるのだな。お前のサイズだと私もなんだか落ち着く気がする」
そう言いながらDIOはAの頭の上に顎を乗せる。安心感がものすごい。
ちょっと情報が古い気もするが、DIOの実験を手伝ってあげたのは確かなので、今後DIOにはこれを夜の相手にぜひ試して頂きたい。
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幽子(プロフ) - おさばさん» おさばさんコメントありがとうございます！こんな長々と締りのない作品を最後まで見てくださったこと感謝致します！！！！機会がありましたら別作品も読んでみてくださいね(⌒▽⌒) (2020年12月6日 21時) (
レス) id: c4f9052a2a (このIDを非表示/違反報告)
おさば - 執筆お疲れさまですm(_ _)m 楽しく読ませていただきました！出会えて良かったです！ (2020年11月30日 19時) (レス) id: 1de1f7238a (このIDを非表示/違反報告)
幽子(プロフ) - レーナさん» あぁぁぁああお久しぶりですレーナさんん！！これが処女作なんで次回作出来たらぜひ、、いつ出るかはわかりませんがwしかし長い長い更新を待ってくださってありがとうございました(土下座)次も多分こんな感じだと思うので(学習しない)、今後ともよろしくです（^ω^） (2020年4月13日 18時) (レス) id: c4f9052a2a (このIDを非表示/違反報告)
レーナ - 遅くなったァァァァァァすんませんしたァァ（リアル土下座）作品終わりましたね！これを機に他の幽子さんの作品みます(｡ ・`ω・´) ｷﾗﾝ☆（いやこの作品見た時から見ろ）あっちこっちコメントしたら迷惑になるでしょうが（あーそうか一気にコメするの迷惑かもね） (2020年4月12日 18時) (レス) id: c89295cbe6 (このIDを非表示/違反報告)
幽子(プロフ) - もっちさん» わー！もっちさぁん!!!!こちらこそ感謝です!!!!作品どころか私自身の事も応援して頂いて、、嬉しい限りです。次の作品は一応考えてはいるので、もう少し具体的になったら出そうと思ってますので少々お待ちくださいませ！！ (2020年4月11日 17時) (レス) id: c4f9052a2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：幽子
作成日時：2018年10月20日 9時
