31話。 ページ32
sideA
今日はバイトあるんだ。
A『ひーなちゃん！』
田中｢センパイ！｣
マキちゃんにバイトに来る時と帰りは絶対1人になるなって言われてるからね。
学校の近くで揉めてる。
ってマキちゃんだし…
A『何してんの？』
｢ああ"ん？｣
こっわ。
猫谷｢学校終わったの？｣
A『うん。今からバイト行くの。マキちゃんも行こー。』
猫谷｢俺、今冤罪かけられてるから先行ってて。｣
何したの？
A『私はどんな事があってもマキちゃんを守るよ！』
どやっ！
猫谷｢なら、店の為にバイト行ってくれないかな。｣
そう来たか。
猫谷(ああもう超好き。)
掴まれた。
｢てめぇも仲間か！｣
いや、どう見ても制服着てるし一般的な高校生だよ。
猫谷｢おい(低重音)｣
ビクッなった。
猫谷｢俺を冤罪ししようが訴えようが何でも良いけどさぁ……この子、巻き込むんなら話違ぇわ。｣
殴り合いは良くないよ…
A『マキちゃん…話し合いで解決しようよ…！なんなら誠くん呼ぶから！』
誠くんは、マキちゃんの少ない友達。
弁護士だよ。
猫谷｢絶対俺が怒られるから呼ばないで……まっすぐバイト行くんだよ。すぐ行くから。｣
A『ヤダ。一緒に行くの。』
猫谷(今日に限ってワガママ!!)
A『マキちゃんが何かしたの？』
猫谷｢俺の話聞いてた？冤罪って言ってるでしょ。｣
何を疑われたの？
猫谷｢てか、本当に俺は知らないって言ってるの。｣
怒ってる人を見る。
｢てめぇ猫谷真紀だろ！｣
猫谷｢そうだけど？｣
A『元カノさんとより戻したの？』
猫谷｢俺、彼女要らないって公言してるんだけど。｣
答えになってる？
｢25で未だDTのくせに人の彼女を取りやがってよ！｣
猫谷｢別に俺から何もしてないんだけど…｣
確かに。
猫谷｢女の子大体嫌いだし。｣
だから断ればいいじゃん。
｢嘘つけ！｣
何を根拠に…
マキちゃんに耳塞がれた。
猫谷｢俺の愛してる子はこの子以外にありえないから。分かったらさっさと視界から消え失せてくれないかな？｣
田中(目がマジだ。てか殺気やば。)
あ、逃げた。
A『マキちゃん大丈夫…？』
猫谷｢何が？｣
A『冷たい目をしたマキちゃんは怖い。』
猫谷(冷たい目…)
A『いつものマキちゃんが好き。』
猫谷(どれ！？)
田中(表情というより殺気の有無じゃないのかな…)
ちなみにバイトにギリギリ間に合いました。
猫谷｢間に合わせたんだよ(怒)｣
怒られました。
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栖夜(プロフ) - 結構前からみていましたが、やっとアカウント作ってコメント出来るようになりました！！とても楽しく見させて頂いてます！！これからも、更新、頑張ってください！応援してます！(*´ω｀*) (2019年6月17日 16時) (
レス) id: b2beda4449 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ペテン師 | 作成日時：2019年1月31日 22時
