2話 ページ3
side泉
宗「……」
泉「……」
なんなのコイツ…
A『…はぁ…はぁ……!』
あんず「せ!先輩!頑張りましょう!」
あんずが引っ張って走ってる…
A『…も……む…』
宗「小娘ぇぇぇ!!!!僕の最高傑作を汚したりしたら、どうなるか分かっているんだろうねッ!!」
うるさ。
あんず「ヒェ!い、斎宮先輩……」
A『……』
A(宗様、幻滅したかな……)
泉「A〜?頑張って走らないとい〜っぱい撮られちゃうよぉ?」
A『!あ、あ、あんずちゃん…!早く行こッ!』
モデルとしてお人形のように動かないことは得意で、
普通の人として撮られることは凄く拒否する。
彼女は【生きたお人形】と呼ばれるくらいの陶器肌。
撮影以外はほとんど目が合わない。
A『……疲れたぁ…』
帰ってきた。
A『…ねむ…』
眠くなってウトウトしてる。
A『いずにぃ…なぁにぃ……』
寝そうな妹をちょっかい出してウザがられる。
A『…むぅ……』
宗「おのれッ!!」
みか「お、お師さん落ち着いてぇなぁ…!」
宗「作品に無断で触っている奴を厳重注意して何が悪いッ!」
荒れてる〜。
ま、いい気味。
A『…いずにぃ……マコトのとこ行って〜…』
ゆうくん!?
真「ちょっ!ちょっと!Aちゃんッ!」
あっ♡
泉「逃がさないよぉ♡ゆうくん♡」
ゆうくんを追いかけようとした。
A『しゅうさまぁ…?どうされましたかぁ…?』
宗「どこか怪我したり汚れてないか?」
ベタベタ妹に触って、ちょ〜うざぁい。
泉「Aの面倒はお兄ちゃんの俺が見るからぁ。素人は引っ込んでていいよぉ?」
宗「本当の兄妹ではないのに図々しいねッ!僕の最高傑作に安易に触らないでくれるかな!?彼女は生きる彫刻だ。生きる僕の最高傑作の作品に触れるなんて許されない罪なのだよ。」
はぁ?
泉「A!お兄ちゃんとの決まり事!コイツと縁切りな!!」
A『ふぇ!?だ、だめ!』
今まで言う通りにしてきたのに…
A『宗様は神様だから……』
どこかで毒された……
その呪縛からお兄ちゃんが救ってあげる。
嵐(どっちも大好き過ぎて周りが見えてないのよねぇ……)
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作者名:ペテン師 | 作成日時:2020年10月13日 21時