第三十一話 過去編 ページ33
あず兄と2人っきり……緊張する……
というか……私、意識しすぎ……
梓「A?大丈夫?」
貴「うっうん!大丈夫」
梓「そう?」
貴「なっなにか?」
あず兄にみられてる
あず兄……かっこよすぎだよ……
梓「顔、赤いけど本当に大丈夫?」
顔が赤いのはあなたのせいですよ……
でもそんなこと言えないよね……
貴「大丈夫だって!もうすぐでつくよ!」
梓「うん……」
あず兄は納得してないみたい
醍醐寺についた
桜が満開で、花びらが風で吹雪のように舞っていてとてもきれいだった
貴「きれいだね」
梓「うん、そうだね」
醍醐寺は朝早くから来たからかすごくシーンとしていて私達しかいなかった
梓「ねえ……A」
あず兄が口を開いた
貴「なに?あず兄」
梓「Aは……好きな人はいるの?」
貴「えっ……どうして聞くの?」
梓「気になるから、いい機会だから聞いてみようかなって、Aいるの?好きな人」
好きな人はあなたですって言えないよね……
貴「秘密!そんな恥ずかしいこと言えるわけないでしょ!いくら兄妹だからって!」
梓「兄妹か……」
貴「えっ?」
なぜかあず兄は悲しい顔をしていた
なぜそんな顔するの?あず兄……
梓「A、僕はもうAを妹として見てないよ」
貴「えっ……どう言うこと……」
妹として見てない?
私のこと嫌いになったの?
私、悪いことしたの……?
梓「僕はAが好きなんだ、兄としてじゃない男としてね」
えっ……あず兄が……私のこと好き……?
梓「兄妹なのはわかってる……けど僕はAが好きなんだ……」
貴「あず兄……」
梓「僕と付き合ってください」
信じられないことが起きた
あず兄も私と一緒の気持ちだった
嬉しさのあまり、涙が溢れてきた
梓「A!?どうしたの……?」
貴「私もあず兄のことが好き、兄妹だからってずっと我慢してた」
梓「A……」
貴「好き……大好き!」
梓「僕も好きだよ」
あず兄は私のことを抱き締めてくれる
思いが一緒なのはこんなにも嬉しいことなのかと私は思った
こうして私達は恋人同士になった
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梓歩(プロフ) - あっー!見忘れたー!! (2016年10月13日 21時) (レス) id: 771c8aa6ca (このIDを非表示/違反報告)
恋華(プロフ) - 梓歩さん» あ、昨日見れた? (2016年10月13日 16時) (レス) id: 2d214bb058 (このIDを非表示/違反報告)
梓歩(プロフ) - OK~! (2016年10月10日 20時) (レス) id: 771c8aa6ca (このIDを非表示/違反報告)
恋華(プロフ) - 梓歩さん» そうなんだ〜!凄く面白いからおすすめだよ!ちなみに時間は水曜日の深夜1時05分から! (2016年10月10日 19時) (レス) id: 4f5fab3601 (このIDを非表示/違反報告)
梓歩(プロフ) - まだ見てないんだよね~ (2016年10月10日 19時) (レス) id: 771c8aa6ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:梓歩 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/fcdc3c39784/
作成日時:2016年3月22日 0時