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第40話 ページ45

私は梓に引かれ、梓の部屋の前まで来た
梓の顔はすごく険しかった

貴「さっきはありがとう、梓」

梓「大したことはしてないよ、Aを取られたくなかったしね」

貴「梓……」

取られたくなかった……その言葉がとても嬉しかった

梓「だから、知りたい……君の過去を……教えてくれるかな?」

やっぱりそうなるか……
出来ればその話は墓に持っていきたかった
でも……時が来たんだね

貴「わかった、話す……でもその前に……」

梓「その前に?」

貴「お使い行かないと」

梓「お使い?」

貴「これのこと」

私は右京さんから渡された紙を梓に見せた
梓は納得した顔をした

梓「なるほどね、僕も行くよ」

貴「えっ?」

梓「まだ詢っていう元彼がいるかもしれないでしょ?」

貴「あっ……」

そうだった……

梓「行こう?A」

貴「あっ、うん」

私は梓と共に近くのスーパーへと向かった

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設定タグ:brothersconflict , 朝日奈梓 , ブラコン   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:梓歩 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2016年6月20日 21時

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