序章 ページ2
今、私は絶句しています
理由は数分前……
数分前──
貴「右京さん、みんなに話とは一体……」
右「実は母さんが再婚することになりました」
梓「えっ……?」
朝日奈−右「えぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
梓「さっ再婚!?」
貴「…………」
というわけなんです
再婚はめでたいのですが……いきなりすぎて絶句してしまったというわけなんです
右「それでその再婚相手の方に高校生の娘さんがいるらしく、ここに住むことになりました」
高校生……絵麻と同じぐらいだな〜
椿「妹!?梓!俺達に妹ができる!」
梓「わかったから落ち着いて、椿」
要「で、その子はいつ来るの?京兄」
右「一週間後です」
一週間後か……楽しみ!
prrrrrrrrr
貴「電話……絵麻からだ!ちょっと出てきます」
絵麻から電話なんて珍しい……
貴「もしもし、絵麻」
絵「Aお姉ちゃん?あのね、パパが再婚するの!」
貴「えっ?麟太郎さんが?」
麟太郎さんも再婚するの?
どんだけ周りの人再婚するの!?
絵「うん!でね私に新しい兄弟ができるんだって!」
貴「そうなの!?良かったじゃん」
絵「うん!」
絵麻はずっと一人だったからね
兄弟ができて良かったね、絵麻
絵麻は私のいとこ
昔から一緒に遊んでいたから姉妹みたいに育った
絵麻は私の可愛い妹みたいな存在ってわけ
貴「じゃあ、その兄弟たちのところに行ったら連絡してね、どんな人たちか知りたいし」
絵「うん!じゃーね!」
貴「うん!」
いや……周りの人再婚しすぎ……
そのときは知らなかった
この二つの再婚が交差することを……
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