第七十二衝突 ページ35
その後ひか兄と離れてマンションに戻る
椿と絵麻……あいつら付き合ってるのか……？
僕はさっき公園で見た光景が頭から離れなくなった
これから何かが起きる
僕はそんな予感がした
？「A？」
いきなり後ろから声が聞こえた
振り返ってみるとそこには梓がいた
貴「梓……」
梓「こんな遅くに買い物？」
貴「あぁ、インクを買いにな」
僕は袋を梓に見せた
梓の顔はさっきと違い、もう迷いはないようだった
でもどこか険しい顔をしていた
梓「言ってくれれば僕もついてったのに」
貴「僕は一人でも大丈夫だよ」
僕はどこからどう見ても男にしか見えないからな
梓「前にも言ったけど、君は女の子なんだよ」
貴「僕を女だって思うやつなんていねーよ、そんなに心配するなって！」
僕はそう言って、梓の肩に手を伸ばした
でも肩に届く前に梓に手首を捕まれる
貴「梓……？」
梓は無言のまま、僕を見つめる
僕を見つめるその目は狼のように鋭く、僕をとられていた
梓「なにもわかってない」
貴「梓……？」
梓「僕が君がか弱い女の子だってこと教えてあげる、来て」
梓は僕の手首を引っ張り、僕を連れ出す
貴「梓！？」
僕は梓の力に負け、梓の部屋の前まで連れてこられた
梓のやつ、いったいどうしたんだ
僕は梓の部屋に連れ込まれ、ベッドに押し倒された
貴「梓……」
梓は眼鏡を外し、そこら辺に置いた
そして僕のことを妖しく、鋭い目で僕を見る
僕はその目に吸い込まれたように目が離せなかった
梓「君はちゃんとした女の子だってこと……今から教えてあげる」
そう言うと梓は僕に強引にキスを落とす
唇同士が何回も重なり、僕の体の力が抜けてきた
暫くしてキスが止まった
梓「君がどんなに男っぽくても男には力では勝てない、君に抵抗できる力はない……今のようにね」
梓はどこか悲しい目をしてる
梓「こんな風に無理矢理唇を奪うことなんて簡単なんだ、夜道で襲われても何もすることができない」
貴「梓……」
梓「だからお願い……一人で夜は出歩かないで」
貴「……わかった」
僕が返事をすると梓は優しく微笑んでくれた
そして僕のことを起こしてくれた
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梓歩(プロフ) - 愛理さん» レスが遅れました！すみません！梓が子供になったら更新しました、リクエストありがとうございました！ (2017年4月2日 12時) (
レス) id: 1eb40d9501 (このIDを非表示/違反報告)
梓歩(プロフ) - 愛理さん» リクエストありがとうございます！全力で書きます！！ (2017年3月12日 20時) (レス) id: 1eb40d9501 (このIDを非表示/違反報告)
愛理(プロフ) - もしも、梓が子供になったら・・・ (2017年3月12日 15時) (レス) id: 67fdc22c81 (このIDを非表示/違反報告)
梓歩(プロフ) - 朝日奈友月@椿愛してるさん» 面白いと言ってもらえて安心しました(笑)椿のことがすごく大好きなんですね！ (2017年2月21日 17時) (レス) id: 1eb40d9501 (このIDを非表示/違反報告)
朝日奈友月@椿愛してる(プロフ) - ありがとうございます！めっちゃ面白かったです！てか、ヤバイほんとに椿愛してる！もう、大好きすぎて…ニヤケが、はわっ///// (2017年2月21日 17時) (レス) id: 74f41355c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梓歩 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/fcdc3c39784/
作成日時：2016年10月13日 23時
