棗と私の結婚生活♪

第３４話 ページ36

絵麻ちゃんとのゲームの時間が終わり、私たちはマンションをあとにした
今日の花見は色々なことがあったな〜
棗が池に落ちちゃうし……

またなにか起きないか心配だったが、無事アパートに着いた

貴「本当に棗は運が悪いね」

棗「そうか？まぁ、悪いだけじゃないんだがな」

貴「まぁね〜、確かにそうだけど」

争い事に巻き込まれる数が多いのは間違いなく棗だよね……

棗「お前に出会えたしな」

貴「えっ？」

私は意外な言葉に目を見開いた
棗の優しい微笑みが私の鼓動の速さを速くする

棗「俺みたいな奴の嫁になってくれてありがとな」

貴「棗……」

棗の突然の言葉に私は頭が落ち着かない

棗……何かあったのかな？
優しい微笑みの中に微かに悲しい感情が現れていた

棗「さてと、ツバキとアズサに餌をあげるか」

貴「棗……」

私は棗に聞くことができなかった
棗が聞くことを拒んでいるように見えたから

いつか聞いてみよう
私はそう思った
さてと、暗い感じはもうおしまい！

私は棗と一緒にツバキとアズサの餌を用意した

そういえばもうすぐで結婚式
私たちは目立つのはあまり好きじゃないので身内だけの結婚式にした
でも親友の優、その彼氏の俊樹先輩、棗の同僚の風祭さん、上司の仁科さんは呼んだ

今から結婚式が楽しみ！
私の心はすっかりその話題でいっぱいになった

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