《brothers conflict＆名探偵コナン》テレビ局の闇

第十九話 ページ25

今は現場を調査しているみたいだった
警察の人と鑑識の人がいっぱいいる

高木「被害者は吉田雅弘さん、３５歳、職業はモデル、毛利さんと冒険家の日向麟太郎さんの対談をするという番組の司会だそうです」

目「なるほど、で、第一発見者は…」

蘭「私と和葉ちゃんです」

和「うちらは吉田さんを捜していて、ドアがあいてはる部屋があったんや」

蘭「中をみてみたら……」

目「遺体を見つけたと」

蘭「はい」

和「それで、うちらの悲鳴を聞いて、Aさんと絵麻さんがきたんや」

目「それであっていますか？」

絵「はい」

目「うん？そのもう一人のかたは」

貴「私です」

絵「もう大丈夫何ですか？」

貴「うん、ありがとう」

目「さっきの証言であっていますか？」

貴「ええ、あっています」

目「なるほど」

鑑「目暮警部！鑑識結果がでました」

警部さんが鑑識の人に呼ばれて、あっちに行く

目「ああ、で……」

警部さんの顔が険しくなった
どうしたんだろ……

目「そうか、わかった」

小「どうでしたか、警部殿」

目「ああ、十年前に起きた吉祥寺で起きた強盗殺人の犯人の指紋と一致したようだ」

小「なんだって！じゃあ犯人は……」

目「違う、犯人の方じゃない、被害者は方だ……」

美「十年前……強盗殺人……吉祥寺……まさか！」

貴「ママとパパが殺された……」

目、小「なっ！！！！」

私は一気に記憶が蘇った
私の本当の両親はこの事件で犯人に殺された
私の目の前で……
さっきので思い出したが、それは一瞬だった
ずっと閉じてた扉を今の発言で開いてしまった
思い出したくなかった……

貴「キャアァァァァ！ママ、パパ！ママ……パパ……」

梓「A！」

私はパニックを起こしたあと、気を失った

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