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走って ページ12

七海「それは大変ですね」



あ「そうなんだよ〜七海さんが代わってよ〜」



七海「死んでも嫌です」



あ「そんなに〜?あ、そうそう、今度高専の交流会あるじゃないですか、あれ見に行きません〜??1級に推薦したい子がいるんですよ」



七海「いい才能が集まってるみたいですね」



あ「うん〜、七海さんこれ出て」



七海「は?え、あ、はい」



と、うるさかったケータイを七海先輩に押し付ける



五条「なんでナナミンが出るの。てか何で一緒にいんの。Aは」



七海「勝手に渡されたんです。出たくないんじゃないんでしょうか」



あ「もっと言ったれー」



五条「そんな訳ないだろ、Aとは正式に婚約してるんだから♡もう挙式も明日にはしたいかな〜」



あ「やだ」



七海「はぁ、もう切りますよ。仕事がありますので」



五条「Aに代わって〜」



あ「切っていいよ〜」



というと切ってくれた七海さん


七海「押し付けないでください」



あ「だってぇ〜」



と、特級の呪霊を狩る



あ「領域展開…無量空処…!」



七海「出来るわけないじゃないですか」



あ「あれめっちゃカッコイイからさぁ、、じゃあ七海さん少し離れて」



と、後退する七海さん



あ「領域展開…観音千卦」


と手を人差し指だけ組む



そして平等院鳳凰堂が形成されていく、まあ10円玉のお寺だね


そして真ん中には金ピカの仏がどーんと構えてる



最初はあたしの領域展開かっこよー!って思ってたけど、五条さんの見て、シンプルすぎて近未来すぎてあっちが羨ましくなった



なんかあたしのごちゃごちゃしすぎなんだよなぁ。



ずっと完結しない…どこまでもごちゃごちゃ…



でも領域の中に入れたら勝ちゲーが決まっていて



すぐに呪霊が死ぬと、領域展開を解いた



あ「お待たせ〜」



七海「いつ見ても綺麗ですね」



あ「七海さんだけだよーそんなこと言ってくれるのは〜」


ーーーーーーーーーー


五条「なんで!!!僕には1回も領域展開見せたことないのに!七海もなんでいつ見ても綺麗ですね?あいつ何回見たことあんの」



冥冥「あの子カラス嫌がってるわよ?」



五条「だって心配。浮気するかもだし」


冥冥「ついて行けばいいじゃない」



五条「怒られる絶対に。えー、でもからAの領域入りたーい」



冥冥「絶対しないと思うわ」



まあ確かに。領域入れたら勝ち確だが、お互いに。でも彼女の領域が押し負けるからしないだろう

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作者名:りり | 作成日時:2021年1月2日 5時

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