783 / 幸せを表すもの ページ21
side S
帰宅して、相葉くんと智くんが夕飯を作ってくれてるのを待ってる間
用を足し終えてトイレから出ると
ととと、って
背後で足音がすると思えば。
潤「どーんっ」
ぎゅーって、うちの姫がやってきました。
「お、ふふ、いらっしゃいませ〜」
潤「んふ、しょおくーんっ」
「なーあに、…っいしょ、っと」
彼の腕の力がちょっと緩んだ隙に
体を回転させ、抱き上げてあげれば
目の前には、ニコニコうれしそうな表情。
潤「しょおくんがよんでたしんぶんね、よんだの」
「うんうん、」
潤「でもね、むずかしくて、よくわかんなかった」
「ふふ( 笑 )、わかんなかったか( 笑 )」
1ページよんでやめたのー、なんて
クスクス笑って話してる彼に
キッチンとソファから、3人の視線が集まる。
緊張状態のまま仕事して、それが頭痛にまできてしまったし
抓られたこともまだまだ癒えていないから
俺らは、いつも以上に心配だった。
でも帰宅してからは穏やかに居られてる様子で
それが、いつも以上に俺らを安心させる。
潤「しょおくんすごいねぇ、あんなむずかしいのよんでるの？」
「ふふ、俺からしたらお花に詳しい潤もすごいなって思うよ？」
じっと見つめて褒めてあげると
えへへ、ってちょっと照れながらうれしそう。
雅紀「よし、できた！」
智「おまたせ〜」
潤「わっ、やさいすーぷ？おいもだ〜」
智「潤ちゃんおいも好きでしょー？」
潤「ふふっ、うん、おいもすきっ」
抱き上げたままテーブルまで連れて行き下ろしてあげると
隣に座ったニノにも、見て見て、ってうれしそうに見せてて
よかったね〜って撫でられれば、またうれしそう。
和也「熱いよ、ふーふーしなよ？」
潤「ふーふーしてもね、あついの」
和也「ふふ、貸してみ( 笑 )」
潤のスープを冷ますニノに
当の本人は、がんばれ！って一生懸命応援してる( 笑 )
火傷しない程度になったスープを飲んで、
おいしいねぇ、って幸せそうに俺らに話すから
ずっと笑っててくれれば、って
そう思うのは、どうしようもないことで。
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櫻宮 - 大宮さん» 中のお手紙を見てニヤける彼らを想像してさらにニヤけてしまう私。笑姫の想いはきっと彼に届いてると思います。 (2021年2月26日 8時) (
レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - 大宮さん» 確かに姫の看病あってこそ。笑私も思わずマスクの下でニヤける。笑 (2021年2月26日 8時) (レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
大宮 - 潤くんが一生懸命作ってくれたお守り、きっとしょうくんをまもってくれるよ！”お約束”ちゃんと守ってね？しょうくん。 (2021年2月24日 14時) (レス) id: a13c7c5f2d (このIDを非表示/違反報告)
大宮 - しょおく〜んっ！治ってよかったよ。姫のおかげだね(^^♪今日はしょうくんのやさしい顔が想像出来ました！私もつられてずっとにやけてます(*'▽') (2021年2月24日 14時) (レス) id: a13c7c5f2d (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - 大宮さん» 私も大宮さんと同じです。そしてあわあわなのっ！に繋がる。笑何で姫ちゃんはあんなに可愛いんだろ？笑誰か教えてほしい。笑 (2021年2月22日 8時) (レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヲ伽 -otogi-
| 作成日時：2021年1月17日 11時
