命にかえても2【東京リベンジャーズ】【男主】

未来6 ページ31

バッ！

どこだここ!?

タ｢痛って！｣

そうだ、この傷で意識失ってたんだ･･･

？｢･･･応急処置はした。｣

タ｢え？｣

タ｢･･･場地君？｣

･･･違う。

タ｢一･･･虎君？｣

そっか･･･12年経って･･･出所してるんだ。

タ｢お久しぶりです･･･｣

ゴッ！

タ｢!?一虎く･･･｣

ゴッ！ドッ！ゴッ、

一｢この前路上で女をタコ殴りにしてる奴等がいた。止めに入ったら殴ってた奴等は･･･東卍のメンバーだった。テメェらの東卍はいつから女を殴る組織になった？テメェなんてどうでもよかった。アイツを、千冬をたすけたかった。｣

一｢アイツはずっと一人で戦ってた。なのに･･･テメェは何やってんだよ!?｣

そっか･･･この世界のオレは千冬が頼れないぐらいに腐っちまってたんだな･･･

一｢東卍はデカくなっておかしくなっちまった。それなのにテメェらは率先して稀咲の小間使い。唯一の頼みだったドラケンは死刑囚、マイキーはどこにいんのかもわかんねぇ。･･･なぁタケミチ。東卍はどこに向かってんだ？マイキーさ昔･･･不良の時代を創るって言ってたよな？アイツの言う通り東卍はドデカくなったよ。クスリ･･･売春･･･裏カジノ、闇金、あらゆる犯罪に手ぇ染めてドデカくなった。でもよ･･･でも、これがマイキーの創りたかった時代か!?｣

ドクン、

一｢これが場地とAの守りたかった東卍かよ!?あの頃のあいつらはこんな東卍望んでなかった。そうだろ!?タケミチ。｣

そうだ･･･違う･･･

タ｢オレの大好きだった東卍はこんなんじゃない！いつでもキラキラしてました。｣

一｢うん。オレたちの東卍を取り戻すぞ。｣

ブォォ

タ｢一虎君･･･オレ記憶が曖昧で･･･変なこと聞くかもしれませんけど、東卍は何でこんな風になっちまったんですかね･･･？｣

一｢･･･マイキーだ。｣

タ｢!?｣

一｢マイキーは･･･変わり果てた。東卍が変わったのはマイキーが変わっちまったからだ。｣

タ｢･･･そんな･･･。他に黒幕がいるんスよね!?稀咲が裏で手ぇ引いてるだけじゃないんスか!?｣

一｢･･･オマエが稀咲に捕まってる間にパーちんとペーやんが殺された。指示したのはもちろんマイキーだ、三ツ谷も数か月前から行方不明･･･。マイキーは東卍の旧メンバーの粛清を始めた。仲間なんて信じちゃいない。アイツはもう不良なんかじゃねぇ。マイキーは巨悪だ!!｣

タ｢･･･｣

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