転生美少女は媚びへつらって生きる。２ [鬼滅の刃]

原作通りに ページ18

その夜。

寝支度を整え自室に入ると、また窓ら辺にどなたかいらっしゃった。



またかよ。


最近は来ないなって思ってたのに。



今日は誰かなぁなんて様子を伺う。





無惨「遅い。」




『わ！無惨様〜！』





私が無惨様に会った時に抱きつくのはもはや恒例行事だ。


無惨様も抱きついてくることに関してもう何も言わなくなった。





『無惨様、どうしてこちらに？』




無惨「近くを通ったから寄っただけだ。」





寄らなくていいですよ真っ直ぐお帰りになって。




無惨「おい。あの日、お前に手を出したヤツは顔と身体に傷のあるやつだったな。」




んん？それって不死川さんのこと…？





『あの日って……私と無惨様が出かけた日ですか…？
そうですね…。でもそれがどうかしたんですか？』






無惨「最近、その鬼殺隊の男の居場所を探している。」




『え！？』





不死川さんをターゲットに！？！？


それ、結構、というかかなりヤバいのでは！？





無惨「だから安心しろ。お前に手を出すヤツは消す。」




ちょちょちょ待って。やっべぇわこれ。

このままだと原作とは違って不死川さんが早急に無惨によって殺されてしまう！！！



原作が変わる…………ということは何としてでもさけたい。



私一人のイレギュラーな存在のせいで誰かが余計に犠牲になったりしたら……





だめだめだめ！そんなの絶対だめ！

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