転生美少女は媚びへつらって生きる。２ [鬼滅の刃]

原作通りに２ ページ19

『そ、そんな事しなくていいですよ！』




無惨「何故だ。あの男はお前を傷つけた。気に食わん。」





いやそうだけどもそうじゃなくて！




『私なら大丈夫ですから！』





無惨「…………なんだ。あの男の肩を持つのか？」






何でそうなるのさ！！

少し無惨様の機嫌が傾き、空気が変わる。


怯むな！頑張れ私！！





『だって……』




無惨「何だ。さっさと言え。」




『だって私…もっと無惨様と一緒に居たいんだもん…』






無惨「！」




無惨様がピクリと反応する。


いいぞ！もう一押し！





『その男の人を探しているから最近来てくれなかったんですね……。』





あ"あ"あ"あ"こんなことをコイツに言うのは大変不本意だが生憎力で止める術など私には無い！




『むぅ……そんな人の事探してないで、私のところに来てくれたらいいのに…。』





無惨様の服の裾をギュッと掴み、

口をふくらませていじけたようにそっぽを向きながら言う。




う〜ん、これで効くかな…

普通に考えたらただの小娘の我儘だし……


相手はかの鬼舞辻無惨様だしな…





無惨「……ふんっ、仕方の無い馬鹿娘だ。お前がそこまで言うなら聞いてやろう。」




効 い た！！！！！


しかも結構食い気味だ！！！！





『やったぁ！うふふっ！(ギューッ)』






くっそぉ〜これで間違いなく無惨様と一緒にいる時間が増えるな……。



いや原作のためだ。仕方ない。






頑張れ私の精神力！！！

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