着物と簪2 ページ27
『無惨様、どこへ行くんですか?』
あれから強制的に身支度を指示され花戸屋をでた。
行き先も知らぬまま無惨様の後をついて行く。
無惨「町だ。お前の着物を買いにな。」
えっ!?私の!?
あの冷酷鬼の鬼舞辻無惨様が!?
『で、でも申し訳ないです!着物なら私が働いたお金で買いますから!』
無惨「ふん。今を除いて、庶民が買うような安物の着物で私の隣を歩くなど許さないからな。」
ひえっ。
なるほど、……。
連れて歩くならそれ相応の身なりになれという事ですね…。
一瞬、ただの優しさかと思った私の期待を返して欲しい(切実)
無惨「ん。」
ふと、無惨様は立ち止まったかと思えば
私に腕を差し出した。
『?』
無惨「夜の町は人が多い。はぐれても探さないからな。」
あっ、腕を組めってことか!!!
『ふふっ、失礼します!(ギュッ)』
私は無惨様の腕に自分の腕を絡めた。
口数は少ないし威圧的な喋り方が殆どだけど……
もしかして無惨様、優しい…??
はっ!!ダメだダメだ。相手は鬼だ。油断してはいけない!
いつ喰われる分からないんだから!
1136人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
full.(プロフ) - べに。さん» おおー!よかったです!引き続きお楽しみください! (2020年4月24日 21時) (レス) id: 73b8919793 (このIDを非表示/違反報告)
べに。(プロフ) - full.さん» 行けるようになりました!!ご迷惑かけて申し訳ありません!! (2020年4月24日 21時) (レス) id: bcd39c009f (このIDを非表示/違反報告)
べに。(プロフ) - full.さん» わかりました!こちらこそすみません…。 (2020年4月24日 20時) (レス) id: bcd39c009f (このIDを非表示/違反報告)
full.(プロフ) - 結衣さん» 了解です!報告ありがとうございます! (2020年4月24日 20時) (レス) id: 73b8919793 (このIDを非表示/違反報告)
full.(プロフ) - べに。さん» まじかァァァァァ!、私の方だと何も異常がないので、おそらくアプリの一時的なバグかと思われます。一度時間をおいて再度開いてみてください。お手数おかけしてすみません…。 (2020年4月24日 20時) (レス) id: 73b8919793 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:full. | 作成日時:2020年3月29日 21時