ヤンデレに好かれるので媚びへつらって生きる。【ツイステ】

微熱注意２ ページ34

ガチャリ、と扉を開けると

ベッドに横になっているエースの姿が目に入った。



ケイト「エースちゃ〜ん！愛しのガールフレンドだよ！！！」


エース「え？ケイト先輩？」



トレイ「良かったなエース。」



エース「あれ？トレイ先輩まで………って

A！？！？」



こちらに気づいた途端勢いよく身体を起こしたエース。

髪は少し乱れていて、顔は赤い。
やっぱり具合が悪そうだ。




『エース！！大丈夫！？』



エース「えっ、ちょっ、なんでここに」



トレイ「見舞いに来てくれたらしいぞ。」

ケイト「あははっ！エースちゃんさっきより顔真っ赤〜！」



エース「だぁぁぁもう！アンタらは帰ってください！！！」



エースは先輩達を容赦なく追い返し、一息ついていた。

先輩は終始ニヤニヤしていたみたいだったけど。



『なんか…仲良いんだね。』



エース「そんなんじゃない…。

ってゆーか、なんで俺が風邪ひいたこと知ってんの？」



『クルーウェル先生に聞いたの。ねぇ！なんで教えてくれなかったの！』



エースは罰が悪そうに顔を逸らす。



エース「だ、だって…」



『だって、何よ。』



エース「俺今髪ボサボサだし…顔もやばいし…こんなとこ、Aに見られたくなかった…」




どんどん語尾が小さくなっていく。

恥ずかしがるエースってレアかもしれない。




『そんなの気にしなくていいのに。』



エース「Aは良くても俺はダメなの！！」



『エースはいつでもカッコイイよ。』



エース「っ…ほんとお前そーゆーとこ！！！」

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