39話 ページ42
「………っ!! ……ナ…ん!! スレナさん!!」
『は、はいっ!!』
「大丈夫？ 私、また余計なこと言ったかしら…」
『違います!! 少し考え事していただけなので、気にしないで下さい！』
「そ、そう？
……何かあったらすぐに誰かを頼るのよ？」
少し不服そうだったけど、特に何も聞かれなかった。その代わり色々約束させられたけど……
どうしてそこまで親切にしてくれるんだろう…
「どうしてって大人が子どもを心配するなんて当たり前の事じゃない。」
『当たり前…
ってルリナさんってエスパーですか!?』
「口に出てたわよ」
……え、
「確かに貴方には頼れるパートナーがいるわ。
でも、だからと言って貴方達だけじゃどうしようも出来ないことだってある。貴方は誰かを頼る事を覚えた方が良いわよ」
『は、い…』
ルリナさんがものすごく真剣な目で話すもんだから頷く他なかった。けれど家に居た時は心配なんてされなかったから、なんだかとてもくすぐったかった。
『ルリナさんありがとうございました。
次は負けませんからね！それでは失礼します。』
ルニ達をボールに戻した後、走って駅に向かった。
心做しか足取りが軽かった。すぐに疲れたけど……
「なんだ…貴方もちゃんと笑えるじゃない。良かった…」
柔らかく微笑み、そう呟いたルリナさんの声は私には届かなかった。
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パティあす(プロフ) - 夜空さん» 初コメありがとうございます！自分でも珍しい名前をつけた自信はあるので運命で間違いないと思います！笑 (2022年7月27日 13時) (
レス) id: eca4eceaa9 (このIDを非表示/違反報告)
夜空(プロフ) - 初コメ失礼します！完全にたまたまなんですけど…この小説での相棒のイーブイはルニって名前じゃないですか、私がシルヴァディにつけてる名前がルニなんですけれども、これって運命ですか？(( (2022年7月27日 13時) (レス) @page5 id: f80b94116c (このIDを非表示/違反報告)
パティあす(プロフ) - 道端にいるロイドさん» コメントありがとうございます！そんな風に言って頂けて嬉しいです！今日か明日には続編の方で最新話投稿出来そうなのでもう少しお待ちください！ (2020年8月24日 15時) (レス) id: eca4eceaa9 (このIDを非表示/違反報告)
道端にいるロイド - うぅ、ルミアちゃんが、もう不憫過ぎて、出来損ないだと決め付けて…それでも頑張ってるのは泣きました…神作品ありがとうございます！更新楽しみにしています！この頃コロナも活発？なので気を付けて下さい！ (2020年8月24日 14時) (レス) id: 20dc08c091 (このIDを非表示/違反報告)
銀狼＆銀狐(プロフ) - パティあすさん» はい！楽しみにしてます！！ (2020年8月15日 9時) (レス) id: d5e2916806 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：パティあす | 作成日時：2020年5月16日 22時
