445話 ページ13
フィールドの整備も終わり、チャンピオンが姿を現した。
『……』
「どうかしたか？」
なんとなく声がした気がして、後ろを振り返る。
でもそこに誰かいるわけでも何かがあるわけでもなくて。
『……ううん、なんでもない』
心配してくれたホップくんにも笑って誤魔化し、視線を戻す。
フィールドの中心ではちょうど、チャンピオンと挑戦者が相見えているところだった。
「コートの張り詰めた空気。
それとは真逆の観客の熱狂……
どちらも最高じゃないか！
いいかい？彼ら観客はどちらかが負けることを願う残酷な人々でもある！
そんな怖さをはねのけ、ポケモントレーナーとしてのすべてを、チームのすべてをだしきって勝利をもぎ取るのが、オレは好きで好きでたまらない！
オレの最高のパートナーたちもボールの中でうずうずしている。
さあ チャンピオン タイムだ！
ガラル地方 チャンピオンダンデとパートナーリザードンたちがここまでに得た経験、知識でキミたちのすべてをうちくだくぜ！」
そうして両者ボールを構え睨み合う。
その時、ダイマックスバンドが妖しく輝いた。
『えっ？』
それはダイマックスバンドを持つ全てのトレーナー達の元で起きていて、その異様な光景に不安を覚える。
「ちょっと待って！」
「おい！モニターを見ろよ！」
「なんだ、あれ……？」
《ハロー！
ダンデくんにユウリくん
ガラルの未来を守るため
ブラックナイトをはじめちゃうよ！
ただ、ブラックナイトのエネルギーが
あふれだして危ないんだよね……！》
その瞬間、地面が揺れる。
ダイマックスエネルギーにも似た光の柱がフィールドを突き破った。
《ダンデくんが話をきいていたら
こんなことにはならなかったのにね！》
そう笑うローズ委員長はまるで人間には見えなくて。
遠くて時計の針の音が聞こえた気がした。
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もなか - あってますあってます!!めちゃめちゃ応援してます!! (2月9日 15時) (
レス) @page15 id: 3fa804da04 (このIDを非表示/違反報告)
パティあす(プロフ) - もなかさん» ホップくんが剣でユウリちゃんが盾、で合ってますかね？回答ありがとうございます！ (2月5日 18時) (レス) id: 5e123991d9 (このIDを非表示/違反報告)
もなか - 勝手な想像なんですけど、ユウリちゃんが盾...というより、ホップの剣のイメージが強いので、盾ですかね?(回りくどくてすみません) (2月5日 16時) (レス) @page13 id: 3fa804da04 (このIDを非表示/違反報告)
パティあす(プロフ) - もなかさん» まずそんなにいくつも受けてること自体凄いですね！なのに全部！本当におめでとうございます！少しでも支えになれていたのなら嬉しいです！こちらこそ素敵な報告ありがとうございます！ (1月29日 23時) (レス) id: eca4eceaa9 (このIDを非表示/違反報告)
もなか - あの、すみません、自慢していいですか?しますね、なんと私立、第一、第二、第三志望全て受かりました。もしかしたら目が腐っているかもしれません。もし本当受かっていたのだとしたら、この小説で息抜きしてたおかげです、本当にありがとうございます!! (1月29日 16時) (レス) @page12 id: 3fa804da04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：パティあす | 作成日時：2024年1月9日 23時
