ＯＮＥ ＰＩＥＣＥ☆インペルダウンＬｖ７に幽閉されている幼女

少女の呟き・・エースｓｉｄｅ ページ33

俺たちは今海軍の軍艦で甲板の中央に椅子を二つ用意され並ぶようにして椅子に座らせられて鎖に拘束された右足には足かせ・・
周りには海兵たち数十名・・どんだけ警戒してんだよ・・
俺はもう・・動けねぇのに・・

あいつ・・雪奈と呼ばれた女のこはとても悲しそうに空を見上げる
俺はなんとなくあいつに話しかけた

エース「・・・なぁ・・」
雪奈「？なんですか？」
エース「お前は・・なんで・・捕まったんだ？家族は・・？」

雪奈「・・・わからない・・」
エース「？！えっ・・？」

聞いていたとうりだった・・本当に記憶喪失・・なんだな
ということは・・親父のこともわからねぇっていうことだ・・
マルコたちも・・・まさか前話に聞いていた奴がインペルダウンに投獄されていたなんてな・・

雪奈「わからない・・・僕には・・記憶がないんだ・・だから・・どうしてここで捕まっているのかも・・家族が誰なのかも・・自分が何者なのかも・・わからない・・」

エース「・・・すまない・・」

こいつは今こんな幼いのに・・何を思っているのか・・昔の俺によく似ていた・・
これ以上は聞いちゃいけない気がして謝った・・だが雪奈は首を横にふってまた空を見上げる・・
中将「インペルダウンでは今・・かつて無い暴走道がおきているようだ・・主犯はモンキー・Ｄ・ルフィ」

エース「・・・」
中将「よく見ておけ・・最後の・・空」
俺は黙って空を見上げる

中将「処刑台で枷をはずされたが・・もう二度と・・・」
雪奈も黙って空を見上げる

中将「空は・・仰げない・・」

中将「こちらオニグモ・・海軍本部開放の準備を・・」

雪奈「・・・３年ぶりに見る空も・・・また・・仰げない・・かぁ・・僕はなんのために・・いきていたんだろうね・・」
エース「？」
今までしゃべらなかったがあいつは独り言のように呟いた

雪奈「僕には・・記憶もない・・家族、愛情、そして・・自分さえもわからない・・どうして・・僕は・・生きているの？ボソッ)＿＿＿＿？」

エース「！！」

俺は驚いたあいつの言葉は
「僕は・・「生まれてきて良かったんですか」？」


「海賊王に息子がいたら？そりゃあ死 刑だろう！そしたら謝罪してほしいね！「生まれてきごめんなさいくずなのに！ぎゃはは」

昔俺もよくそんな悩みを持っただけど俺の悩みになったのは１４歳くらいのとき
こいつはまだ１０歳だぞ？

ホント運命って・・なんだろうな、こんなガキでも幸せは許されないのかよ

残酷だな

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