ＯＮＥ ＰＩＥＣＥ☆インペルダウンＬｖ７に幽閉されている幼女第二章：明かされる過去と戦争の幕開け

サカズキと海兵　背中に背負う「正義」 ページ46

クルー「ドフラミンゴは逃げるのでやっとだ！」

ドフラミンゴ「ニッ)」

アトモス「うぉおお〜！」
スゥ・・・くい

振り上げようとした其のときドフラミンゴは動きもせず右手を上げて真ん中指をくいっと曲げると突然アトモスは動きをぴたりと止めた
アトモス「うっ！！」

ドフラミンゴ「ニヤリ)」

コビーは戦場が激しく増すに連れてその場から逃げ出し町へと走っていた

コビー(無理・・！無理無理無理だ！怖くて僕には何も出来ない！あんなに強い人たちが次々と倒れていく！僕なんかには無理だ！僕なんかには・・)

とギュウと目を瞑るコビーはただひたすら走る
ヘルメッポ「まてコビー逃げるなら俺も一緒に！」

サカズキ「・・戦場に戻れ・・」

コビー「？！」

突然いるはずもない赤犬ことサカズキ大将の声が聞こえたコビーは急ブレーキをかける後を追いかけていたヘルメッポも必然的に止まる。そして咄嗟に曲がり角に隠れて様子をみるとどうやらコビーと同じように逃げた海兵が一人サカズキと話していた

海兵「見逃してください！御願いです」
コビー「大将赤犬？！何故ここに！！」

海兵「死ぬのが怖くなった・・俺には家族がいるんです！」
サカズキ「・・・」
海兵「どうか御願いです！どうか！！」

冷徹な目で必死に話す海兵を見下ろすサカズキは表情を変えず睨むように見下ろした

サカズキ「・・・わしら・・海兵わのぉ・・・背中に世界の正義を背負って海賊と戦こうとるんじゃあ・・その背中を敵に見せて逃げ出すようなやつは・・海兵とは呼べんじゃろう・・そいつは・・ただの・・・「くず」じゃ・・」

海兵「？！」

サカズキの右手が突然マグマ化して海兵は一歩後ろに下がる
サカズキ「本当に家族を思うてるんじゃ・・生き恥を晒すな・・」
海兵「うぅ・・・うわぁ・・・・」

ゴォオオ

海兵「うわぁあああ〜！！」

2人「「ひぃい)」」」
コビー(そんな・・いくらなんでも・・味方を？！)

一人の海兵はマグマに身体を溶かされて息を引き取った・・

そして後から来たもう一人の海兵はサカズキに報告をした

海兵２「サカズキ大将！！「作戦」の準備が整いました」
サカズキ「そうか・・いよいよじゃのぅ・・フン・・・」

サカズキはコビーたちには気付かなかったのかその場から居なくなった
まだ心臓がばくばくしているコビーは息を切らしながら一つの言葉に疑問を覚えた
コビー(作戦？)

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