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「あ、ちょっと待ってイレイザー」
生徒達も下校し、昼間のような騒がしさもすっかり無くなった校舎。
教室の戸締りを終え、職員室へ向かう途中でミッドナイトさんに声をかけられた。
やけに顔がニヤついている。
どうせまた面倒臭い絡みなのだろうと、あまり期待せずに耳を傾けた。
「憶來先生がね、相談室に来るよう言ってたわよ」
「……彼女は今日非番の筈ですが、」
「あら、そういえばそうね。
何かあったんじゃない？…何よ〜、実はあなた達そういう仲なの？」
そんな問いかけにも素っ気なく返事をすれば、つまらなそうに口を尖らせるミッドナイトさん。
ありがとうございます、と一言残し、相談室へ向かう。
非番の日に学校へ来るなんて、よほどのことがない限り有り得ない。
随分顔も合わせていなかった為、余計に心配な気持ちが俺を煽っていた。
.....
「……………？」
さっきから何度もドアをノックしているのだが、中からの反応が全く無い。
いつもならすぐ出てくるのに……もしかして寝てんのか？
もしくはミッドナイトさんの悪戯か。
半信半疑のままドアに触れるが、その手応えは軽い。
ドアの鍵が開いてるのだから、やっぱり中にいるようだ。
「………おい、開けるぞ」
そう一言放ち、ドアを開けた。
視界に映るのは、机に置かれた本と紅茶が入ったままのティーカップ。
開きっぱなしの窓から入る風が、白色のカーテンを靡かせる。
彼女の姿は無かった。
ただ残っていたのは、あの華の香りだけ。
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りめろん(プロフ) - mokatiさん» 不具合があったようですね、運営の方からメールが届いていました…！ご丁寧に教えてくださりありがとうございます(;_;) (2018年12月10日 7時) (
レス) id: f302ac9b96 (このIDを非表示/違反報告)
mokati(プロフ) - 初コメ失礼します。運営側のトラブルなので大丈夫だと思いますよ。コメント等がもどるかはわかりませんが、バグが治りしだい普通に使えるようになりますよ。 (2018年12月10日 2時) (レス) id: fdecbe79f7 (このIDを非表示/違反報告)
りめろん(プロフ) - いゆ。さん» ありがとうございます(;_;)頑張らさせていただきます…！！ (2018年11月9日 20時) (レス) id: f302ac9b96 (このIDを非表示/違反報告)
りめろん(プロフ) - Soleilさん» Soleilさんが毎回下さるコメントに、私もニヤケが止まりません笑 これからのお話も是非楽しみにしていただければと思います…！ (2018年11月9日 20時) (レス) id: f302ac9b96 (このIDを非表示/違反報告)
いゆ。(プロフ) - 早く続き見たいです！！！これからも頑張ってくださいね！！ (2018年11月9日 20時) (レス) id: ee86b7a9ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りめろん | 作成日時：2018年10月24日 0時
