9話 ページ10
案の定連れてこられた場所は屋上で、春だからかぽかぽか暖かい。
こう暖かいと眠くなってしまう。
十四松「ふぁ〜眠い〜」
やはり天使も眠い様だ・・・
十四松「ねぇ美優ちゃん？」
「何？」
十四松「僕眠くなってきちゃったから、寝てもいい？」
コテンと首をかしげる。
だから、可愛い過ぎだっての。
「・・・ん、いいよ。」
十四松「やった〜！！」
寝るのに私の許可なんていらないと思うけ・・・え！？
天使はあろう事か私の膝に頭をおいて横になった。俗に言う膝枕だ。
「え、て、天使？なんで私の膝に・・・？」
十四松「え〜ダメ？」
うぐっ上目遣いとか・・・私を殺す気か！
「いいよ。」
十四松「やった〜！！ありが盗塁王！！」
そう言って私の足にスリスリしてくる。
いや、あの、くすぐったい。
でも可愛いから、許す。
数分すると、天使は寝息を立て始めた。
・・・何があったか知らないけど、お疲れ様。
私も眠くなってきた。少しだけならいい・・・よね？
次目が覚めたのは天使のお腹の音だった。
「んっ・・・なんの音？」
十四松「あ！起きた！！」
「・・・天使？」
あれ？てか私十四松に膝枕してたよね？なのになんで十四松の膝に頭おいてるのかな？
十四松「僕の膝枕どうだった！！」
「え、まぁ、よかったかな・・・ってかさっきのなんの音なの？」
十四松「あ！それ僕のお腹の音っす！！」
え、お腹空いたって事だよね・・・あ！てか今何時！？
「天使！！今何時！？」
十四松「え！？い、今っすか！！今13時20分っす！」
え、13時20分！？5時間目も出れなかった！
「なんで起こしてくれなかったの！」
十四松「ご、ごめんね！！」
あわあわしながら謝る天使が可愛すぎたので
「うん。いいよ。」
真顔で許した。
「・・・あれ？お腹空いてるって事は、天使ご飯食べてないよね！？ご、ごめんね！私が天使の膝使ってたから！」
十四松「ん〜ん僕がしたかったからしたんだよ！！だから、謝らないで！！」
・・・あﾞあﾞあﾞあﾞ！可愛すぎ！！天使通り越して女神だよ！！
「お詫びとしてはなんだけど、天使さえよければ私のお弁当食べる？放課後になっちゃうけど・・・」
今日は5時間授業で終わりだしね。
十四松「いいんすか！？やった〜！！」
oh・・・神よ、日頃頑張っている私に天使をさずけて下さりありがとうございます・・・
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美優(プロフ) - 死神闇さん» 教えて下さりありがとうございます！直しました！また、誤字脱字がありましたら、教えて下さい。 (2016年9月25日 20時) (
レス) id: 5558bd6006 (このIDを非表示/違反報告)
死神闇 - 面白いです！頑張ってください！あと7話のところ彼女の名前かま知りたくてになってますよ。 (2016年9月25日 20時) (レス) id: 75d93086f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美優 | 作成日時：2016年8月13日 7時
