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セカイが嫌いだった。
何度も憎んだし、何度も壊してやろうと思った。
──だから、だから。
喜んで、『決行』するのだ。
「素に銀と鉄。 礎に石と契約の大公。 祖には我が大師シュバインオーグ。
降り立つ風には壁を。 四方の門は閉じ、王冠より出で、王国に至る三叉路は循環せよ」
「閉じよ 。閉じよ 。閉じよ 。閉じよ 。閉じよ 。
繰り返すつどに五度。
ただ、満たされる刻を破却する」
「──Anfang 」
「────告げる」
「────告げる。
汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。
聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ」
「誓いを此処に。
我は常世総ての善と成る者、
我は常世総ての悪を敷く者。
我が手、届かぬ神霊よ。人に恵みを。人に裁きを。
汝により粛清される事を望む。
汝三大の言霊を纏う七天、
抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ──！」
「──問いましょう。貴方が私のマスターでしょうか？」
翡翠の髪に金色の瞳の、うつくしい男。
私はやったのだ。遂に、遂に──！
注意書き
・オリ鯖要素を含む
・設定の独自の解釈があり
・六章終了後のぐだ男が主人公執筆状態：連載中
セカイが嫌いだった。何度も憎んだし、何度も壊してやろうと思った。
──だから、だから。
喜んで、『決行』するのだ。
「素に銀と鉄。 礎に石と契約の大公。 祖には我が大師シュバインオーグ。
降り立つ風には壁を。 四方の門は閉じ、王冠より出で、王国に至る三叉路は循環せよ」
「
繰り返すつどに五度。
ただ、満たされる刻を破却する」
「──
「────告げる」
「────告げる。
汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。
聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ」
「誓いを此処に。
我は常世総ての善と成る者、
我は常世総ての悪を敷く者。
我が手、届かぬ神霊よ。人に恵みを。人に裁きを。
汝により粛清される事を望む。
汝三大の言霊を纏う七天、
抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ──！」
「──問いましょう。貴方が私のマスターでしょうか？」
翡翠の髪に金色の瞳の、うつくしい男。
私はやったのだ。遂に、遂に──！
注意書き
・オリ鯖要素を含む
・設定の独自の解釈があり
・六章終了後のぐだ男が主人公執筆状態：連載中
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作者名：零＠アガルタクリアった | 作者ホームページ：なし
作成日時：2017年8月20日 17時
