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HIRO「A、聞いて」


『あの、ほんとにごめんなさい』


HIRO「うん、分かったから聞いて。
今日のことはAの体調管理が悪かったからとかじゃないし、自分を責めるのはやめてほしい」


『でもっ、』


HIRO「Aが真面目で人1倍努力家で、優しい性格ってことは俺もちゃんと分かってるよ。だから、もっと周りに迷惑かけていいんだよ。」




HIROさんはにこやかな笑顔を見せそう言った。



『はい・・・。でも迷惑かけて本当にすみません。』


HIRO「だからそんなのいいってば。気にしすぎ。」





Aのいい所でもあり悪い所でもあるよ。HIROさんはそう続けた。
小さい頃から面倒を見てくれて、私がダンスを続けられるのもHIROさんのお陰。何度も何度も助けてくれた。




HIROさんの優しい笑顔を見ていると自然と心が落ち着いた。





HIRO「ひとつだけ約束してほしい」



『なんですか?』



HIRO「どうしようもなくなった時、頼るのは俺じゃない。同じメンバーの皆だ。俺のところには絶対に来ないで。何もかも解決したら、・・・そしたら、飯でも食いに行こう」



『できるかな、わたしになんか』



ヒロ「私になんかじゃないだろ。Aになら出来る、そう思ってなきゃこんな事言わないよ」



『・・・頑張ります』



HIRO「うん。あんまり頑張りすぎんなよ。じゃあ、お大事に。ゆっくり休んで」





病室を出ていくHIROさんにベッドから深くお辞儀をした。
私の為に東京から来てくれたんだ。本当に色んな人に迷惑をかけてばかり。




メンバーを信用してない訳では無い。けど、迷惑をかけてみんなが自分から離れていくんじゃないかって怖かった。




HIROさんはああ言っていたけど、私はちゃんと真っ直ぐ進めるんだろうか。
他人への迷惑のかけ方なんて、もう忘れちゃったよ。





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設定タグ:GENERATIONS , 佐野玲於/小森隼 , NAOTO/三代目JSoulBrothers   
作品ジャンル:恋愛
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ゆうき(プロフ) - すごく面白いです。これからどうなるのか気になります。 (2020年9月13日 19時) (レス) id: 56d6dad4f6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:めいこ | 作成日時:2018年8月9日 22時

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