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第拾肆話 ページ19

「んーっとその時はその時です☆」
精神年齢が低く感じられる女性…おそらく私よりも歳上…
何を考えているのだろう。
ハァ…
つい口から溜息が漏れてしまう。
鬼の気配は…っと近くにはない。
取り敢えず心を落ち着かせる。
Aは笑ってはいるが、殴りたそう…

こちらからしか見えないが拳が震えている。
カサカサカサ
木の葉が擦れる音だけがこだまする。
「…」
「…」
「…」
沈黙が続く。
「んえーーっとなんかごめんなさい?」
「ごめんなさいじゃないでしょ…」
Aがボソッと呟く。
同感。

Aが耳打ちをしてくる。
「この子どうする…?放っておく?」
うーんどうしようか…。
「まだ確定は出来ないからね。様子を見ながら警戒しましょう。」

「あのぉーなにをコソコソ話してるんですかっ?」
「貴女のことを話してるの。」
淡々と言う。
「あっ!」
「どうした?!」
Aは過剰反応しすぎ。
「私まだ皆さんの名前聞いてません!最初の説明の時に兎さんは見掛けたんですけど〜」
兎…さん?
「兎さんって?」
Aナイス
「そこの白髪の方ですっ」
うん、だろうと思った。
「私は悠。こっちは蓮。」
「え?ちg」
口を押える。
「ほぇー兎さんは悠さんで黒髪ちゃんは蓮さんですねっ覚えましたっ。因みにですけど私は18 歳ですっ御二方はっ?」
「私は16かな。ていうかそれ気になってた」
「…14」
「「えっ?!嘘だ!(でしょ!)」」
ハモった。
「え…嘘でしょ…。流石に同い歳か歳上かと…え?」
Aは慌てて答える。
「2人とも私よりも歳下だったんだ!麗衣びっくりだよ〜」

ガサガサガサッ
なにか来るっ?!私は得物を構えた。

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設定タグ:鬼滅の刃 , 時透無一郎   
作品ジャンル:アニメ
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とある堕天使(プロフ) - 花猫さん» さんくす (2020年8月18日 2時) (レス) id: a3cbec4d52 (このIDを非表示/違反報告)
花猫(プロフ) - いいね! (2020年8月17日 22時) (レス) id: cf66358d19 (このIDを非表示/違反報告)
とある堕天使(プロフ) - ほねさん» さんくす (2020年8月17日 20時) (レス) id: a3cbec4d52 (このIDを非表示/違反報告)
ほね - すげぃです (2020年8月17日 19時) (レス) id: 0dbf8d94d7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:とある堕天使 | 作成日時:2020年8月17日 18時

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