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さくらside
「……んだよ、急に。」
「急じゃないよ、ずっと思ってた」
「じゃあ何でいまこのタイミングで
俺に好きな人がいるか聞くわけ?」
「それは……、」
.
”だってみっくんは
Aちゃんのことが好きなんでしょ?”
その一言が言えなくて
どうしても喉に何かが引っかかってるみたいに出てこない。
だってこれを言っちゃったらどうなるの…?
もし本当にAちゃんのことを好きだったら…?
.
.
「…ちょい、とりあえず家はいれ。」
近所の噂好きのおばさん達が集団でこちらに向かってくるのが見えたのか
みっくんの家の中へと、掴んでた腕を引かれた。
.
「…部屋、寄ってくか?」
みっくんママはいないのか
シン…、と静まり返った玄関でそう言われて
小さく頷くと
じゃあ入れ、って靴を脱いで先に部屋へと向かってしまったみっくん。
「……お邪魔します…、」
小さくそう言って靴を脱ぐと
玄関先にあった鏡がふと目に入った。
「……やば…、」
今にも泣き出してしまいそうな自分の顔に今更気付いた。
それでみっくん
部屋に寄ってくか?なんて珍しいこと言ってくれたのか。
「・・・」
慌ててぶんぶん首を横に振って、唇を噛み締めた。
パンっ、と頬を叩いて気合いも入れて。
泣いてる場合じゃないよ、自分。
.
「なんか飲む?」
先にいたみっくんの部屋へ入ると
スーツの上着を脱いで、ネクタイを外し
ワイシャツのボタンを緩めてるその仕草に
どうしようもなくまた、好きが溢れる。
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M※H(プロフ) - じゅんさん» 初めまして!!コメありがとうございます(^^)これからの三人の行方、見守って頂ければとおもいます!今日中にはアップしたい!(笑)希望(笑)しばらくお待ちください!ほんと、ありがたいですー(^^) (2018年9月14日 13時) (レス) id: 476aea9d9a (このIDを非表示/違反報告)
M※H(プロフ) - はちみつミキティーさん» 初めまして!初コメ♪とっても嬉しいです!H、応援して頂けますか(^^)ありがとうございます!これからみっくんの気持ちと主人公の気持ち、どんどん複雑になっていきますよー?玉ちゃん押し切れるか?(笑)また遊びに来てくださーい♪ (2018年9月14日 13時) (レス) id: 476aea9d9a (このIDを非表示/違反報告)
じゅん(プロフ) - 初めまして!更新が待ち遠しいです! (2018年9月13日 23時) (レス) id: dccac60caa (このIDを非表示/違反報告)
はちみつミキティー(プロフ) - 初めまして!!毎回ドキドキしながら読んでます☆私、Hさんsideです(/ω\*)玉ちゃんと結婚しちゃうのってウズウズ_(:3 」∠)_更新楽しみにお待ちしてます☆☆ (2018年9月13日 21時) (レス) id: cab4bb16ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:M※H | 作成日時:2018年8月5日 15時