二話 ページ2
『久しぶり〜』
「あんた大人っぽくなったね〜！」
『変わらないでしょ』
仕事終わり数ヶ月ぶりに会う友達と居酒屋へ直行
「そういえば同窓会の手紙家に来た?」
『え、何そんなのあんの』
「あーさては見てないなー」
中学の時の同窓会なんて集まる必要があるのか、なんて考えながら昔を思い出す
顔や名前が思い出せない男の子と一緒に帰ってるのが脳裏に浮かんだ
『なんかさー、私すごい仲良かった男の子いたんだよね。
一緒に帰るのがルーティーンなくらい』
「あ〜！私覚えてるよ！」
そう言ってスマホを開く友達
んー、どれがいーかなーとか言いながらスマホをいじりまくる
『何探してんの？』
気になって画面を覗けばインスタグラムを開いていた
中学の時の子とインスタ繋がってるのか、と考えながら「ん、」と差し出された画面をみる
『あ、そうそうこの人だわ、老けてね？』
「それは言わない言わない」
ちょっといじっていい？と言いながらスマホを借りる
大人になっているけど目元、口角の上がっている口、
面影しかない
『あ、ゆうまか』
ユーザーネームがyumaで見てようやく思い出す
「そうそう！あんた知らないの？やまととか覚えてるでしょ？」
『ああ、うん。面識はほぼないけど』
「同じバスケ部の数人でYouTubeやってんのよ」
『へー。すごいねえ。』
本当にすごいんだよって言われながら画面をスクロールしていく
コメント数やいいねの数だけで人気者なんだなとわかる
『ありがと』
そう言ってスマホを返し私も自身のインスタグラムを開き検索した
〈com.yuma〉
『、、ひゃ、100万人？？？』
「人気者なんですよー。彼ら」
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ぱちくりぷんぷん丸(プロフ) - ひなのさん» ご愛読いただきましてありがとうございます！とても励みになります！！ (2022年5月11日 17時) (
レス) id: 57b5d2b0f2 (このIDを非表示/違反報告)
ひなの(プロフ) - 作り方上手過ぎます！！めっちゃ好きなお話でした〜！ (2022年5月8日 11時) (レス) @page50 id: e92d9d5baa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱちくりぷんぷん丸 | 作成日時：2022年3月16日 10時
