6話 ページ6
「人間風情が。私に戯けごとばかり言うと思ったら飛んだ間抜けのようだな」
『えぇっ!?ていうか、まだ途中なので動かないでください!』
小指に薄紅色を乗せ、あたふたとする女
不愉快そうに男は再度顔を顰める
「これで最後だぞ」
『えぇ、これでお終いです。唇失礼しますね』
ふに、と軽く触れ、縦皺に合わせて紅が塗られていく
女は終始眉を寄せ集中しているようだった
『はい!できましたよ!
鏡割れちゃったのでもう確認する術はありませんが、あはは…。』
唇に付いた口紅の違和感に首を傾げる
「これは人間は皆やっているのか」
『男性はやってる方は少ないですかね、主に女性や演者などですよ』
「…。やり方を、教えろ」
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(=゚ω゚=)にゃあ - 面白いですね!更新がんばってください! (2020年3月5日 19時) (レス) id: 91777e8ddd (このIDを非表示/違反報告)
名無しの刃 - ならワイも下の人達に((何かこの作品って、見てるとキューピー3分クッキングの曲が脳内再生されるんだがワイだけ? (2019年12月30日 2時) (レス) id: f9e7ef5e02 (このIDを非表示/違反報告)
ユー - 下の人達と同じく見に来ますね! (2019年12月2日 4時) (レス) id: e61bdc57d7 (このIDを非表示/違反報告)
最新型のうさぎ - 下段の方に同じです、、毎日覗きに来ますわ、、 (2019年11月15日 18時) (レス) id: e04dff07ef (このIDを非表示/違反報告)
ですと* - 下の御二方に賛同 (2019年11月15日 6時) (レス) id: 8cc010c4ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カセロット | 作成日時:2019年11月7日 19時