十九話 ページ19
兄弟たちの名前も知り、
ちゃぶ台を囲みながら楽しくお話ししていると
十四松が徐に立ち上がり私の横に座った
『どしたの?』
正座で私に向き合う彼はいつも見ている顔と似ているがちょっと違う、
ずっと見ていると「あの…」と十四松が口を開いた
と、同時に私の腰にぐるんと巻かれた腕と重みに体が倒れる
「やっぱこの匂いだ!」
『な、なにごと?』
周りの兄弟たちも驚いて暴れている中、私から
十四松を引っ剥がそうとカラ松は必死になっていた
「すっごい良い匂いがしてると思ったらやっぱりAからだった!
スッキリしたぁー!」
「うぉい!十四松、テメェ抜け駆けしてんじゃねぇ!」
おそ松がポカッと十四松の頭を叩く
『えっ、えっ、コラコラ叩くのは良くないよ』
おそ松の手を止めようと十四松の自分の手で頭をガードする
「あは!Aありがとう!」
より一層私に抱きついた十四松に
矢が飛んだのは言うまでもない
その時私は
カラ松が一人暗い顔をしていることに気付かなかった
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サクラ - 続き楽しみに待ってます! (2018年1月1日 1時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
晴松 - とってもすごかった また書いて欲しいです (2016年7月6日 23時) (レス) id: 19b08a3704 (このIDを非表示/違反報告)
勇敢戦士な私(プロフ) - カラ松が可愛いすぎてニヤけました!! (2016年7月3日 19時) (レス) id: 73d1463f13 (このIDを非表示/違反報告)
桃華(とうか)ですです。(プロフ) - 私も、サヨナラ、したを見てました♪これからも頑張ってください。( ^∀^) (2016年6月27日 16時) (レス) id: de53d93ef7 (このIDを非表示/違反報告)
右野葵(プロフ) - サヨナラ、したみてました!!青い傘面白いですね♪頑張ってください!! (2016年6月27日 2時) (レス) id: ac674f0db9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まちゃ | 作成日時:2016年6月27日 1時