フェアリーテイルの白雪姫！番外かと思ったらNARUTO？！ (ページ10)

今日:3 hit、昨日:2 hit、合計:5,838 hit

I Ⅹ ページ10

朝、サスケと共にアカデミーへ行き、教室に入った。途端に、女の子達の黄色い声が上がる。
サスケよ、人気すぎやしないか？
私達はすぐさま退散する。

イ「今日は各自自習！！あんまり騒ぐんじゃないぞ！皆分かったな？」
貴「イルカ、何かあったの？」
イ「あ、あぁ…ナルトがまたイタズラしているから、探しに行くんだ。」
貴「なら、私も手伝う！フローラと上から探してくるね！！」

窓枠に手をかけ、飛び出す。
一度この世界を上から見たかったんだよねー！崖には人の顔が彫ってあり(落書き付の)、のどかな町並みが広がっている。空からの風景はどこか新鮮だ。ナルトはひときわ目立っているので、すぐに見つかった。

貴「おーい！ナルトー！！」
ナ「なっ、スズ！？どうしたんだってばよ！！」
貴「ナルトを探してたの。先生が呼んでたよー！」

そう伝えるなりゲェッと声を漏らすナルト。
あ、やっぱり落書きしたのってナルトなんだ(苦笑)どんまいだ…
後は先生に任せ、窓から教室に入る。

イ「罰として変化の復習テストするぞ！順番に俺に化けること！！」
全員「ええぇー！！！」

ハイ、見事な大合唱。こうゆうのって大抵揃うよね！おもしろいくらいに。

イ「…次、春野サクラ！」

サクラはなんだか張り切っている様子。
それを私は後ろから見ていた。

サ「(しゃーんなろー！！)サスケくん、見てくれた！？」

どうやら、サクラはサスケの事が好きらしい。当の本人は全く興味がないようだが。
サスケが終わり、ナルトの番が来る。ナルトは何故かイルカではなく、(裸の)美少女に変化した。イルカの怒鳴り声が聞こえたのは言うまでもない。

貴「あはは…イルカ！私もするよ。」
イ「そうか…できる範囲でいいぞ。」

私はイルカに近づく。
変身魔法は相手をよく観察しないと成功しないからね。

イ「えっ？ちょ、ちょっとスズ？！」
貴「じっとしてて！ジーーー_____変身！」

煙と共にぼふんと音が鳴り、変身する。
多分、声まで正確なはず！
フローラを見れば「上出来！」という意味でグッドサインが来た。

貴「あ、そうだ。ここら辺で人気がない場所ってある？」
イ「そうだなぁ…演習場なら人気が少ないぞ。何かするのか？」
貴「こっちに来てから魔法使ってないから練習するの。お相手してくれる人が欲しいけど、イルカを邪魔しちゃダメでしょう？」

行きたそうに見えるが、仕事を気にして行けないようだ。そんなわけで、演習場の場所を教えてもらい練習することにした。