X I I ページ17
毎日、とにかくチャクラを練って練って練りまくる。いつの間にか平均的なチャクラ量を超え、今ではカカシとほぼ同じくらいになった。修行では新たな課題を言い渡され、今まさにやっている最中である。
貴「まさか木の上を歩くとは思ってなかったわ…変な感じー。」
フ「意外と歩けるものなのねぇ。」
カ「まさかここまでとは思わなかったよ(汗)チャクラコントロールはピカイチみたいだね。」
うぇーい!てっぺん登ったぞーー!!
その時、気が緩んでしまった。もちろんそれは、落下を意味するわけで。
貴「わぁぁぁぁああ!!!」
ストン_____
ん?ストン?どうやらカカシが私を上手いこと受け止めてくれたらしい。
感謝だね、ほんと。
カ「はぁ、気緩めちゃだめでしょーが。」
貴「あはは…ごめんなさい。それとありがとう!」
カ「!!(ありがとう、か…)どういたしまして。試験頑張りなよ!」
貴「もちろん!!」
フ「スズー、早くしないと遅刻になるわよ!」
そう、実は今日、アカデミーの卒業試験というものがあるのだ。私もやってみないかという話が上がり、急遽やることに。ただ単に私の力量が知りたいというような感じでもあるが、置いてもらっている身なので仕方なし。
in教室
イ「今から、卒業試験を始める!!呼ばれた者から隣の教室に来るように。尚、課題は"分身の術"とする。」
これを聞いて、内心焦りまくっている者1名。もちろんナルトである。
分身かぁ…一応基礎については一通り習ったし、カカシは大丈夫と言ってくれたので、まぁどうにかなるよね。
一番最後に私の名前が呼ばれた。
サ「ボソッ スズ、頑張れよ。」
貴「うん、行ってくるね!」
フローラと共に入ると、イルカと知らない人が座っていた。そして机の上には、2つ残った額あて。誰かが落ちてしまったことを物語っている。
貴「いきます!"分身の術"」
ボフンッ_____
私は一先ず、自分の分身を5体だしてみた。
フローラ付きだよ!
フ「これだけじゃないでしょ。スズの何が知りたいわけ?」
?「えぇ、そうですよ。あなた方の言う魔法とやらを見せて頂きたくてね。」
うん、この人苦手だな。なんか嫌味ったらしい!!さっきからフローラが刺々しくなるのも分かるわ。
不本意ながらも私は指先に火を灯してギルドマークを、フローラは翼を出す。
イ「合格だ!額あてはくれぐれもなくさないように。」
不合格者1名でこの試験は幕を閉じた。
今日のラッキーMagic
雷の滅竜魔法
9人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:*ラピスラズリ* x他1人 | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/p/77c89c19c082286d55859e05809b1d4e
作成日時:2017年6月23日 7時