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幼馴染み ページ1
よく、人魚姫の話は聞くけれど
私が知っている人魚は男だったのです。
私が住む町は田舎だが海が近くにあり
景色だけは最高だ。
「おーい、美雨」
「朝から元気だね。もやしの癖に」
そして、隣に住む幼馴染みも居て、
何かとこの暮らしを気に入っているのだ。
「お前はいつも、一言余計だ」
呆れた顔でも格好いい自慢の幼馴染み
末道海翔
色素の薄い髪に碧眼で色白である。
おまけにかなり整った顔立ち。
貧弱なところも加護欲を掻き立てられる
らしく、すごいモテる。
幼馴染みじゃなかったら、私なんかと
接点なんかなかったに違いない。
私が女で良かったな。
男だったら羨ましくてどうなっていたか…
「早く学校に行こうぜ!!遅刻するぞ」
「アンタなんかに言われなくても分かってるよ」
そして、私は…
かなりの天の邪鬼だ。
おまけに口が悪い。
本当に幼馴染みじゃなかったら、
海翔と一緒にいるなんて
ありえなかったよな〜
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革ベルト
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おみくじ結果は「末凶」でした！
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作者名：浪野郁音 | 作者ホームページ：http://m-pe.tv/u/?708708
作成日時：2012年4月1日 21時
