"通称"愛されマネージャーの日常second【番外編】

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「...さい...とも」


『...？』


「起きなさい、二人とも。もう練習始まってるわよ？」



耳に届いた小さな声。

私の意識がハッキリしていくにつれ、その声も大きくなる。

それが高島先生の声だと気付き、私はバッと飛び起きた。


目の前には腕を組んで立っている片岡監督と、呆れたように息をつく高島先生、

そして苦笑いをしている太田部長が。



『す、すみませんっ...！』



慌てて立ち上がると、隣からゴンッと鈍い音が聞こえた。

見れば、何故か一也がベンチに頭を打って倒れている。


まさか、一緒に寝てた...？

つまり、二人で寝ているところを三人に見られたと。

そう思うと急に恥ずかしくなってきて、私はそれをごまかすように一也の身体を揺すった。



『一也、起きて！もう練習始まってる...！』


「はっ！？」



その言葉で、一也も私と同じように飛び起きた。

そして前に監督達がいることに気付き、サァッと顔を青くする。



「...仲が良いのはいいことだが、時間は守るように」


「はい...」



まさか監督に言われるとは思わなかった...。

何とも恥ずかしい状況に、私達は揃って顔を赤らめるしかなかった。


みんなも昼寝はほどほどに。

私はもう絶対にしない。


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あーゆー様、再びリクエストありがとうございました！

何か全然甘く出来なかった、無念...。

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