"通称"愛されマネージャーの日常second【番外編】

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食堂に行くと、それはもう盛大に驚かれた。

いや、むしろ驚かない方がおかしいのだが。


勿論片岡監督達の同じ反応だった。

他のマネージャー達には写真を撮られる始末。


そんな状態のまま練習に参加したのだが、暇過ぎる。

幼児は体力が少ないため、練習をずっと見ているだけでも眠くなってしまうのだ。


その睡魔と戦いながら何とか乗り切り、練習を終えた。

こんなに練習が暇だと思う日は今日が最初で最後だと思う。


それで身体の方はと言うと、全く戻る気配がない。

結局部屋までまた一也に運ばれる羽目になった。



「いつになったら戻るんだろうな。俺は別にそのままでもいいけど」


『よくないわよ馬鹿』



降ろしてもらうついでに一也の頭を小突く。

今の力で小突かれても、全く痛くないのだが。



「可愛いじゃん」


『可愛くない』


「可愛いよ。目くりくりだし、肌も元より白くなってるし」



な？と頬を突かれても、全然いい気分じゃない。



『...この身体の方がいいの？』


「何で？」


『この身体の方が目くりくりで肌も白くて可愛いんでしょ？』



ムスッとしながらそう言えば、一瞬ぽかんとしていた一也の顔がみるみる明るくなる。



「もしかして、自分にヤキモチ妬いてんの？かーわい。

　安心しろよ、元の姿の方が可愛いから」


『...あ、そ。別に聞いてないし』



悪戯っ子のような笑みを浮かべる一也から離れ、私はベットによじ登った。

寝転がると、一也が私を覗き込む。



「寝るのか？飯と風呂は？」


『お腹は空いてないからいらない。

　お風呂はもしかしたら明日には戻ってるかもしれないから、明日の朝』



こっちはずっと睡魔と戦ってて眠いのよ。

そう言って寝返りを打つと、背後でクスリと笑ったのが聞こえた。



「じゃあ俺は飯食いに行って来るな。で、小さいAちゃんは一人で寝れんの？」


『どれだけ馬鹿にしてるのよ...来たかったら来れば？』



その言葉の意味を理解した一也は嬉しそうに笑って私の頭を撫で、部屋を出て行った。

...別に、一緒に寝たいわけじゃないし。


自分の心に言い聞かせながら、私は目を閉じた。


ちなみに身体は朝起きたら戻っていた。

一也が残念がっていたけど、知らない。

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にこ様、菜々子様、リクエストありがとうございました！

何か全然甘くないです...久しぶり過ぎて元々無いに等しい文才がもっと無くなった←

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