46.神秘部の戦い�� ページ46
ｰ本気でやらねば効かぬぞ、ハリー
やるが良い、シリウスを殺した女だ
呪文は知っているだろう？ｰ
「やれ」
ハリーの頭に直接語りかける様に話し
黒い靄の姿から現れたのはヴォルデモートだった
ｶﾗﾝｯ
ハリーがそれに気付き、急いで杖を向けるが
瞬時に武装解除され、杖は遠くへと飛んでいく
「弱い奴め」
そう吐き捨てるヴォルデモート
すると、煙突のエメラルド色の炎からダンブルドアが現れる
「ここに来たのは愚かじゃったな、トム
時期、闇祓いが来る」
「その前に俺様はいなくなる
そして、貴様は…死んでおるわ」
不気味な笑みを浮かべたヴォルデモートを見て
ダンブルドアはハリーを突き放す
ベラトリックスは煙突飛行で逃走した
ﾊﾞﾁﾊﾞﾁ
緑の閃光と赤い閃光がぶつかり合い
壮絶な戦闘が繰り広げられる
悪霊の火でバジリスクを作るヴォルデモートに対し
ダンブルドアは湖の水で溺死させようとする
ｶﾞｼｬﾝｯ
ヴォルデモートが魔法省のガラスを破壊し
その破片を一気にダンブルドアへとぶつけるが
まるで砂の様に粉砕されてしまう
それを見て、ヴォルデモートは撤退するが
「ぅｯ…」
いきなり苦しみ出すハリー
ヴォルデモートが彼の意志に介入しているのだ
ｰ老いぼれめ、貴様の負けだｰ
ハリー越しにヴォルデモートが話す
ダンブルドアもそれを見て険しい表情を浮かべる
「ぁぁ゛ｯ」
記憶に介入され、心を揺さぶられ苦しむハリー
「どれだけ彼奴と似ているかでは無い
どれだけ違うか、だ」
ダンブルドアはそう語りかける
「ｯ…」
力尽きた様に静かになるハリー
そこに遅れて、5人もやってくる
「ｯ…弱いのはお前だ
お前は愛を知らない、友情も」
お前は可哀想な奴だ、とハリーはヴォルデモートを退ける
ｻﾞｯ
「愚かな奴め、ハリー・ポッター
貴様は全てを失うぞ…全てな」
ハリーから抜け出し、言い返すヴォルデモート
ﾋｭﾝｯ
「…奴は戻った…」
その時、ファッジ大臣や闇祓い達が駆け付け
ヴォルデモートの姿を目撃する
当の本人は颯爽と姿を消し、撤退した
その後、その場に来ていた
11人の死喰い人は逮捕され、アズカバン送りとなり
ハリーとダンブルドアの疑いも晴れ
アンブリッジはホグワーツを追放されて
ダンブルドアが校長に復職した
そして、ヴォルデモートの復活を黙認していたファッジ大臣は
“辞任か⁉︎”と日刊予言者新聞に大々的に取り上げられてしまう
ダンブルドアによって
神秘部に来ていた6人は医務室へと運ばれた―
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kurou(プロフ) - ルリさん» ルリさん、お褒め頂き光栄です🙇🏻♂️色々と未熟ですが精進していきます！ (2022年1月26日 12時) (
レス) id: 9eb87bac7a (このIDを非表示/違反報告)
ルリ(プロフ) - とても素敵な作品で、更新が待ち遠しいです！久しぶりのワクワクで読んでいてとても楽しいです！次の更新も頑張ってください！ (2022年1月26日 8時) (レス) id: f2a767728c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：戯言。 | 作成日時：2022年1月21日 14時
