25.女子会 ページ25
クリスマス休暇前の休日
クロウ、パンジー、アミーの3人はホグズミードにある
マダム・パディフットの喫茶店に来ていた―
「ほんっとに最悪よ！」
フリルやリボンで可愛い内装のこのお店は
現在ご立腹のアミーのお気に入りである
「また浮気されたのね」
『あらあら…』
そんなアミーに呆れ顔のパンジーと宥めるクロウ
「パンジーもクロウも良い彼氏がいてズルいよ〜」
そんな事を言いながらドーナツを口に運ぶアミー
ｽｯ
「本当に長続きしないわね」
アミーの口に付いたチョコレートを拭いてあげるパンジー
『セオドールは誠実だもんね』
パンジーの話よく聞くよ、とクロウはにこにこと話す
「クロウこそ、ドラコとどうなのよ」
貴方達あんまり前と変わらない気がするけど、と
パンジーが言う
『この前の夏期休暇ドラコのお家にお泊りしたの』
楽しかったわ、と嬉しそうに話すクロウ
「「お泊り？」」
『えぇ』
その言葉に食いつく2人
なんで復唱したの？、と不思議がるクロウ
「何も無かったの？」
「変なことされてない？」
『変なこと？ゲストルームも素敵な部屋だったよ？』
質問攻めをされ、困惑しながら答える
その返事にパンジーとアミーは顔を見合わせる
「クロウ、本当に大切にされてるわね」
まるで触れたら壊れてしまうものでも
扱ってるみたいよ、と笑うパンジー
「浮気の心配とかした事ないでしょ」
羨ましい〜とクロウを見るアミー
『浮気？んー…心配した事ないわ』
不安になった事ないもの、とクロウ
そんな会話をしながら会計を済ませ、喫茶店を後にする3人
そして、グラドラグス魔法ファッション店へと入っていく―
ｶﾞﾔｶﾞﾔ
店内は人気商品を求める魔女で溢れかえっていた
「あった！今、流行ってるの！」
アミーがそう言い、魔女コーナーである奥へと進んで行く
そこにあったのはシルク素材の膝上丈のネグリジェ
アミーもその1人である
ﾋﾗｯ
「これ、クロウに似合いそうよ」
パンジーはそう言い、濃いブルーのネグリジェを手に取る
『え⁉︎似合わないよ…』
ノースリーブタイプで
同じ丈のガウンもセットになっているもので
クロウはその大人っぽさに驚いてしまう
「あら、私は良いと思うけれど？」
お揃いで買いましょ、と
パンジーは濃いグリーンの同デザインのものを手に取る
「ねぇ、これ良いと思わない？
って…同じの持ってる！お揃いだ！」
アミーが選び終えた様で帰って来る
その手には同じラベンダー色のものを持っていた―
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kurou(プロフ) - ルリさん» ルリさん、お褒め頂き光栄です🙇🏻♂️色々と未熟ですが精進していきます！ (2022年1月26日 12時) (
レス) id: 9eb87bac7a (このIDを非表示/違反報告)
ルリ(プロフ) - とても素敵な作品で、更新が待ち遠しいです！久しぶりのワクワクで読んでいてとても楽しいです！次の更新も頑張ってください！ (2022年1月26日 8時) (レス) id: f2a767728c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：戯言。 | 作成日時：2022年1月21日 14時
