22.動転 ページ22
12月上旬―
ﾄﾞﾀﾄﾞﾀ
ハリーが神秘部でアーサーが襲われている夢を見た、と
マグゴナガルがダンブルドアの元へと連れて行く
「君は犠牲者の傍に立っていたのかね？
見下ろしていたのかね？」
「どっちでも無い。まるで僕が…」
何が起きているのか、と気が動転しているハリー
「アーサーが任務中に負傷した」
連絡を頼む、と肖像画達に指示を出すダンブルドア
フォークスも外へと飛んで行く
同時刻 クロウの部屋―
『(クラッブ、ゴイル、ブルストロードが
フィルチと共に後をつけてフィネガンが
必要の部屋に入って行くのを目撃したのね
ハーマイオニーに出入りを慎重にする様に伝えなくちゃ)』
就寝前にクロウはフィデスから
ここ1週間のダンブルドア軍団の様子を教えて貰っていた
『(あとは母親が魔法省勤めのエッジコムが
活動に消極的なのが少し気掛かりね…)』
親友のチョウに説得される形で参加している
6年のマリエッタ・エッジコムを心配する
ｺﾝｺﾝｯ
すると、部屋の窓の外にフォークスが来た
ダンブルドアから直々に話がある、という知らせである
ｽｯ
『すぐ行くわ』
パジャマの上からガウンを羽織り
フィデスを連れ、校長室へ向かうクロウ
校長室―
父が襲われる夢を見たと聞いたウィーズリー兄妹と
マグゴナガル、肩で息をしているハリーがいた
「僕を見て！」
肖像画達と会話をしているダンブルドアにいきなり叫ぶハリー
「僕はどうなってるんです…」
ハリーがいきなり叫んだ為、周りが静まり返る
そこに呼び出しをされていたスネイプとクロウが来る
「吾輩をお呼びですかな、校長」
「あぁ、セブルス
もう猶予はならん、すぐ始めよう
さもなくば皆が危険じゃ」
ダンブルドアはスネイプにそう伝え
マグゴナガルにウィーズリー兄妹を
ポートキーで移動させる様、指示を出す
『私は何を』
クロウは過呼吸になりつつあるハリーの背中を摩り
部屋を出て行こうとするダンブルドアに問う
「君はセブルスの手伝いをしてやってくれ」
君にしか頼めん、と校長室を後にするダンブルドア
ｽｩ
皆が出て行った後、スネイプは
憂いの篩に何かの記憶をしまっている
『ハリー、大丈夫よ』
落ち着いて、とハリーをソファに座らせるクロウ
『スネイプ先生、もう少し後じゃダメですか』
ハリーの様子を心配したクロウはそう提案する
「ダメだ、皆の命がかかっているのだぞ」
そう言われ、クロウは口をつぐむ
彼女は今何が起きているのか把握出来ていたから
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 174人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハリーポッター」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
kurou(プロフ) - ルリさん» ルリさん、お褒め頂き光栄です🙇🏻♂️色々と未熟ですが精進していきます！ (2022年1月26日 12時) (
レス) id: 9eb87bac7a (このIDを非表示/違反報告)
ルリ(プロフ) - とても素敵な作品で、更新が待ち遠しいです！久しぶりのワクワクで読んでいてとても楽しいです！次の更新も頑張ってください！ (2022年1月26日 8時) (レス) id: f2a767728c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：戯言。 | 作成日時：2022年1月21日 14時
