３. グリモールド・プレイス12番地 ページ3
ﾎﾞｯ
クロウが庭園のベンチで読書をしていると
突然、煌びやかな炎と共にフォークスが現れた
『あら、フォークスどうしたの？』
クロウはフォークスが咥えている手紙の存在に気付く
両親宛と自分宛の手紙だ
『ありがとう、フォークス』
頭を撫でるとフォークスは満足そうに飛び去って行く
ｽｯ
『お父様、お母様、ダンブルドア先生からです』
クロウはすぐに両親に手紙を手渡し、その場で自分のを読む
ヴォルデモートの意識を逸す為にハリーと距離を置くという事
引き続き、クロウのできる範囲で
ハリーの支えになってくれんかと言う頼み事
両親と共に不死鳥の騎士団と情報交換をして欲しい
そして、入団するかしないかは君達に任せるとの事
p.s.リーマスと共に行くと良い
と簡潔に記されていた―
ﾎﾟﾝｯ
「久しぶりだね、ルーピン」
「お久しぶりです」
クロノスとルーピンは挨拶を交わす
彼の家に集合し、彼に本部へと連れて行ってもらう為だ
『お久しぶりです、ルーピン』
「君の優秀さはよく聞いてるよ」
そんなに畏まらなくても良いのに、とクロウに笑い掛ける
アリアは仕事で忙しく、クロノスとクロウのみで行くのだ
不死鳥の騎士団の本部であるブラック邸に着く―
ﾀﾞｯ
「「クロウ！」」
中に入るとすぐにハーマイオニーとジニーが駆け寄って来る
『お久しぶりね』
貴方達、会う度抱き締めに来るわね、と笑うクロウ
「クロウのお父さんもメンバーなの？」
ジニーが問い掛ける
ハーマイオニーも気になっていた様でクロウを見る
『お父様もお母様もメンバーじゃないわ』
勿論私もね、とクロウ
ｻﾞｯ
「その歳で無言呪文を使えるから入っても構わんがな」
まぁ冗談だが、とムーディーがやって来る
クロノスを呼びに来た様だ
「私達は少数精鋭主義なんだ」
クロウの頭を撫で、2人にそう伝えると
クロノスはムーディーとルーピンと共に会議へと向かった
「貴女、無言呪文を使えるのね」
女子部屋に案内され、ハーマイオニーから詰め寄られるクロウ
『アラスターが話してたのね…』
面倒事は嫌なのに、とクロウは苦笑する
「守護霊も呼び出せるんだよね、凄い」
今度はジニーに詰め寄られる
ブラックから聞いたの？、とクロウ
「ハリーが嬉しそうに話してたのよ
クロウの守護霊は凄く綺麗だ！って」
何回も聞いたわ、と肩を竦めるハーマイオニー
『貴女達も出来る様になるわ』
私が特別凄い訳じゃないのよ、とクロウは言う
３人はその後も会話を弾ませていた―
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kurou(プロフ) - ルリさん» ルリさん、お褒め頂き光栄です🙇🏻♂️色々と未熟ですが精進していきます！ (2022年1月26日 12時) (
レス) id: 9eb87bac7a (このIDを非表示/違反報告)
ルリ(プロフ) - とても素敵な作品で、更新が待ち遠しいです！久しぶりのワクワクで読んでいてとても楽しいです！次の更新も頑張ってください！ (2022年1月26日 8時) (レス) id: f2a767728c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：戯言。 | 作成日時：2022年1月21日 14時
