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2.新しい先生 ページ2

大広間に新入生が入ってくる―

『ルーナはどこの寮になるのかしら』
「目星はついてるのか?」
妹が入ってくるのだと楽しそうにしている
隣に座るクロウに声を掛けるドラコ

『レイブンクローって思ってるわ
でも、本人はスリザリンが良いって』
私と一緒が良いんだって、と笑うクロウ

「そっくりだな」
ドラコは組み分けされたあの日を思い出し微笑む

『後悔はしてないわ
ドラコと一緒が良かったんだもの』
まだ覚えてたのね?と少し顔を赤らめるクロウ


「ルーナ・ラブグッド」
ルーナの名前が呼ばれ、組み分け帽子を被る―

「レイブンクロー!」
組み分け帽子が叫ぶとルーナは少し寂しそうな顔をした

「レイブンクローだったな」
『ルーナだったらどの寮でも大丈夫よ』
その様子を見るドラコとクロウ


新入生の組み分けが終わり、ダンブルドアが席を立つ

「闇の魔術に対する防衛術の新しい先生じゃ」
ダンブルドアがそう教員席を指すとそこにいたのは

「ギルデロイ・ロックハート。以後お見知り置きを」
あの書店にいた男だった

キャー

女子生徒の歓声が聞こえる

「なぁ、クロウ
あれが世の魔女に人気らしいけど、どう思う?」
セオドールがクロウに問い掛ける

『私は苦手だわ…なんかペテン師みたいだもの』
「流石、お目が高いなクロウ」
怪訝な顔をするクロウにセオドールは笑う

「顔は整っているけれど」
パンジーがそういうのでそうなんだろうか、と
クロウはもう一度、ロックハート先生の顔を見る

パチンッ

『…苦手じゃない、無理なんだわ』
目があった途端ウインクしてきたロックハート先生を見て
怪訝そうにしてた顔を更に顰めるクロウ

「ふふっクロウは正直だね〜」
アミーはそんなクロウを見て笑っている


『ドラコ、ルーナの所に行ってくるね』
「あぁ」
クロウはそう言うとレイブンクローのテーブルへと歩いて行った

「クロウは世の魔女とタイプがズレてるのか…」
「クロウは目が肥えてるのよ、
あのお父様とお母様だったらそうなるわ」
セオドールとパンジーはクロウを見送りつつ話す

「クロウの周りは顔が整ってる人多いからね」
アミーがそう言うとパンジーは目の前の2人を見る

「あーなるほどね」
女子2人は顔を見合わせ、肩をすくめた

「何でそんなにクロウのタイプが知りたいの?」
セオドールにアミーが問い掛ける

「上級生とかから聞かれるから」
「んー私たちも気になるわね…今度聞いてみるわ」
その会話にモヤモヤとしていたドラコだった―

3.マンドレイク→←1.新学期



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設定タグ:ドラコ・マルフォイ , ハリポタ , 夢小説   
作品ジャンル:恋愛
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kurou(プロフ) - みのさん» コメントありがとうございます。私の認識として未婚女性や小さい女の子はMissで、既婚女性はMs認識だったのでそうさせて頂いております。読み難かったり、キャラ設定的に可笑しければご指摘下さい…御了承していただけたら嬉しいです🙇🏻‍♂️ (2022年1月8日 15時) (レス) id: 9eb87bac7a (このIDを非表示/違反報告)
みの - Miss じゃなくて Ms ですよ (2022年1月8日 14時) (レス) @page3 id: 3fa2f8469e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:戯言。 | 作成日時:2021年12月12日 19時

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