42.暗黒の森�� ページ42
ハグリッドと別れ、各々寮へと戻る―
「大丈夫か、クロウ」
隣をいつものニコニコした表情ではなく、
眉を下げ、不安そうに歩くクロウにドラコは心配する
『最初はどんな魔法動物が見れるんだろうって楽しかったの
でも、奥に進むに連れて怖くなっちゃって…』
彼女を心配しているのだろう、
フィデスはクロウから離れない様歩いている
『2人がいてくれて、フィデスが守ってくれて
本当に助かったわ、ありがとう』
そう微笑みながら言うクロウの声はまだ少し震えていた
ｷﾞｭｯ
『え？』
ドラコがいきなり手を繋いで来て、驚くクロウ
「寮に着くまで繋いでてやるから
そんな不安そうな顔するな」
『うん、ありがとうドラコ』
ドラコの表情は見えなかったが
クロウはとても安心した表情をしていた
二人はそのまま寮へ帰って行った―
一方、3人は―
「何があったのよ」
クロウがあんなに怖がってたなんて、と
ハーマイオニーは不思議そうにする
「ロヤリテートは楽しみだったんだろ？」
ロンもなんでだ？、と不思議がる
「うん、最初はにこにこしてたよ、楽しそうだった
でも、奥に進むに連れて段々表情が暗くなってた
怖いって言うから3人で手を繋いで歩いてたら
ユニコーンの血を飲んでるヴォルデモートに襲われたんだ
クロウのペットが追い払ってくれたけど」
ハリーはそう二人に伝えると
先ほどまでクロウと手を繋いでいた手を見つめる
「当たり前よ
クロウのペットはヘルハウンドっていう魔法動物なの
ヘルハウンドは忠誠を誓った主人を守る習性があるのよ
クロウがいなかったら貴方達二人とも死んでたわ」
ハーマイオニーは肩をすくめて言う
「それで例のあの人があの森に潜んでるってこと？」
「でも、弱っててユニコーンの血で生きてる」
他にも気になる事あるけど、とロン
「でも、ダンブルドア校長がいる限り大丈夫ね
この世で唯一ヴォルデモートが恐れている魔法使いですもの」
ハーマイオニーがそう言うとそれもそうか、と2人も安心する
「ところでロヤリテートと手を繋いだって？ハリー」
「う、うん」
ハーマイオニーが女子寮へと戻ると
ニヤニヤとしながら聞くロン
「でも、僕からじゃないよ
クロウは最初、マルフォイと手を繋いでたんだ」
「？どう言う事？」
首を傾げるロン
「僕にも繋ぐ？って聞くから」
「繋いだんだろ？」「うん…」
「でも、それだけ怖かったんだと思う
手、凄く震えてたから」
「ふーん」
ロンは面白くないや、とそっぽを向いていた―
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kurou(プロフ) - 飴雨さん» いえ、こちらこそありがとうございます🙇🏻♂️そのお言葉を励みにがんばります🙏 (2022年3月23日 10時) (
レス) id: 9eb87bac7a (このIDを非表示/違反報告)
飴雨(プロフ) - kurouさん» そうだったんですか！謎が解けてスッキリしました！😁この作品凄く好きなので更新楽しみにしてますね！👍 (2022年3月22日 21時) (レス) id: 0e72c87bbe (このIDを非表示/違反報告)
kurou(プロフ) - 飴雨さん» お褒めの御言葉光栄です🙏敬称についてなのですが、私の中で未婚女性や少女はMiss.〇〇認識でして、そうさせていただいていました。お気に召されなかった様でしたら申し訳ありません… (2022年3月21日 7時) (レス) id: 9eb87bac7a (このIDを非表示/違反報告)
飴雨(プロフ) - すごく文が分かりやすくて面白かったです！少し気になったんですけど女性の敬称は〔miss.〇〇〕ではなくMs.〇〇だと思います！😯 (2022年3月21日 0時) (レス) @page22 id: 0e72c87bbe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：戯言。 | 作成日時：2021年12月4日 15時
