episode506 ページ7
ドカァァアァンッッ___!!!!!!
ガビ「嘘!!!!A!!!」
マガト「体を張って雷槍を防ぐかッ…!!!」
コニー「A!!!」ダッ
海に落ちかけた私をコニーが寸前で抱える。
コニー「お前…馬鹿すんなって!!いくら死なねぇからって見てるこっちの身にもなれよ!!」
貴「…ごめ…ん…ッ」
そのまま船に着地した。
四肢が無くなり顔の半分が無くなった私の体は、シュルルルッ…と音を立てながら元の状態へと戻っていく。
ガビ「A!!大丈夫!?!」
貴「ガビ…よく撃てたわ。ありがとう。雷槍の破片は当たってない?」
ガビ「私は全然…」
貴「良かったわ」
ボオオオ__
オニャン「出航できるぞ!!早く乗れ!」
港に残った兵士たちを、ミカサたちは次々と倒していく。
ハンジ「よし。行こう!奴らが戻ってくる前に」
ジャン「はい」
ドドォオオオオオッ_
ファルコ《ウァォァァァァアッッ!!!》
ジャン「な!?」
ピーク《ファルコ!!もう敵は居ない出てきて!!》
ファルコ《アァァァァア!!!》ガッ
貴「!!ピーク!!」
イェーガー派を殲滅し、船に向かおうとしたジャンやハンジさんたちに顎の巨人が襲いかかる。
それを止めようとしたピークにファルコは飛びつき、その首に噛み付いた。
ピーク《アァアアッッ…!!!!》
ガビ「ファルコ!!」
貴「ファルコを出してあげないと!!」
マガト「俺が行く!!ピーク!ファルコを抑えろ!!」
ピーク《!!ッ》ガシッ
ピークが四肢で噛み付くファルコを抑え、その項にマガト元帥が刃を通す…
マガト「…もう大丈夫だ。ファルコ、お前はよくやった」
一戦を終え…ハンジさんはピークを
ミカサはアニを、ジャンはライナーの肩を担ぎ
ファルコはマガト元帥に抱えられてみんなが船に乗り込んでくる。
オニャン「大丈夫…なのか?これから……」
マガト「頼む。…直ぐに船を出せ」
オニャン「え?…あんたは?」
マガト「しんがりを務める」
オニャン「!!……」
貴「マガト元帥殿…」
ファルコをオニャンコポンに託し、船を降りていく彼に声をかけた。
マガト「…やるべきことが残っている」
貴「……テオ・マガト…あなたの名を忘れません。
あなたを誇りに思います、ありがとう」
マガト「……フッ」
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作者名:猫まる | 作者ホームページ:
作成日時:2024年1月19日 11時