episode544 No side ページ45
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一方、ジャンとライナーは互いの手を掴み、吊り下がっていた。
ライナー「すまん…立体機動装置が故障したようだ…」
ジャン「俺も右の柄がいかれちまった。引き上げられねぇ…」
ミカサ「ッ!!」ズバッ
彼らに襲いかかる巨人たちをミカサが討伐する。
ライナー「ジャン!手を離せ!もう1度くらい巨人化できる!!」
ジャン「それで?地ならしで鎧ごと踏み潰されてしまいか?
てめぇの巨人は名前の割にしょっちゅう砕けてるからな」
ライナー「……まだ勝てると思うか?」
ジャン「いいや…でもせめて、死ぬところまで足掻いてみようぜ
俺たちは往生際の悪い調査兵団だからな…」
ライナー「…ジャン……」
まともに戦えるのはミカサだけになった。
ミカサは仲間を守るために飛び回る。
ミカサ「!!コニー!!!」
ジャンとライナーに向かっていた巨人を討伐した直後、
今度はコニーの方へ巨人が向かっていく。
リヴァイ「んあッ!!!」ズバッ
コニー「……。…!!」
バキッッ_
リヴァイ「グッ……!!!」
ミカサ「あぁあ!!」ズバッ
リヴァイが飛び出し巨人に刃を通すが、そこを別の巨人が現れ
リヴァイの片足に噛み付いた。
ミカサがその巨人を討伐したことで、リヴァイは力なく落ちてしまう。
コニー「兵長!!!」ダッ
意識を戻したコニーか急いでリヴァイを抱えた。
ミカサ「ッッ…!!!」
ジャンとライナーは動けない
コニーも重症のリヴァイを抱えていては戦えない
やはり残されたのはミカサだけだった。
ミカサはグッと自身の握るブレードに力を込めた。
ミカサ「(Aは…大丈夫なのッ…
Aじゃないとこの巨人たちは止められないのにッ)」
ミカサ「来い!!
私は強い!!のでいくらかかってこようと_!!」
バサァッッ_!!!
「ミカサ、アンタちょっと邪魔!!!」
ミカサ「ッ!?え…?」
突如、ミカサの背後に大きな翼が現れ、そこから聞き覚えのある声に全員が目を見開いた。
そこには、翼の生えた巨人に乗るアニ
そして、ガビの姿があった。
アニ「捕まって!!!」
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作者名:猫まる | 作者ホームページ:
作成日時:2024年1月19日 11時