episode108 ヒストリアside ページ9
ヒストリアside
エレン「だからせめて…お前の手で…終わらせてくれ…ッ
俺を食って…人類を救ってくれっ…あとは任せた…ッ」
貴「エレン…ヒス、トリア……だめ…やめて……」
自分のことを要らない存在って、いうエレンを見て私は心が揺れた。
どうしよう…どうしたら…
そんな時、あの時ユミルが言ってくれた言葉を思い出した。
___ユミル「お前いい事しようとしてるだろ?」
ロッド「どうした、ヒストリア。怖いか?
中の液を体内に押し込むだけで良いんだぞ」
ヒストリア「お父さん…どうしてレイス家は100年もの間…巨人を駆逐して人類を解放してあげなかったの…?全ての巨人を駆逐する力を持っておきながら…」
ロッド「それは…その壁の世界を作った初代の王が巨人に支配される世界を望んだからだ
初代王はそれが真の平和だと信じている。
何故かは分からない!世界の記憶を見た者でなければ」
ヒストリア「……」
ロッド「私もかつて弟と共に、人類を巨人から解放することを何度も父に訴えた。しかし、それが叶うことはなかった。
やがて父はその役目を移す時が来た…
私は巨人の力を受け継いだ弟の目を見て、理解した。
この世界を作り、この世の理を司る全知全能にして唯一の存在へと弟はなったのだ、
それをなんと呼ぶか分かるか…?
“神”だ!人はそれを“神”と呼ぶ!!
私の使命は“神”をこの世界に呼び戻し、祈り身を捧げることにある!
祈っているよ…ヒストリア」
貴「だめ……お願い……ッ」
ロッド「あの悪魔を支配しろ!奴に対抗できるのは私たちしかいない。
神や人類を導いてくれるとッ…!!」
__ユミル「クリスタ、お前の生き方に口出しする権利は私には無い。
だからこれは私の願望なんだがな…
…お前、胸張って生きろよ」
その時、私はわかった。
私は注射器を振り払った。
注射器の中の液体は地面に広がった。
ロッド「ヒストリアぁぁあ!!!」
ヒストリア「はぁあ!!!」ドンッ
そして私は父を背負い投げた。
ヒストリア「なにが神だ!!都合のいい逃げ道作って、
都合よく人を洗脳して!!
もうこれ以上…私を殺してたまるか!!!」
ケニー「いいぞおめぇら!!」
エレン「おい!何やってるッヒストリア…!やめろぉ!俺がこのまま生きてたらみんなが困るんだッ…!!」
ヒストリア「うるさいバカ!!!」
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猫まる(プロフ) - うたねのどあさん» ばり嬉しです!!ばんばん更新しますねっ!ありがとうございますっ! (12月1日 19時) (レス) id: 29c4ef9e1d (このIDを非表示/違反報告)
うたねのどあ(プロフ) - とても大好きな小説です!夢主の設定や夢主の性格全てが大好きで、思わず一気読みしてしまいました!!更新楽しみにお待ちしておりますね!! (11月30日 10時) (レス) @page48 id: d12e45b1fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:猫まる | 作者ホームページ:
作成日時:2023年11月25日 6時