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episode106 ヒストリアside ページ7

ヒストリアside





ロッド「今から8年前、この場所で

私の弟を食べた時からだ」



ヒストリア「……」



ロッド「フリーダは世界の記憶を継承した。
同じことが100年、何代にも代わり繰り返されてきた。」



ヒストリア「お父さん…?」



ロッド「要は…フリーダが巨人の力を使えれば何も問題は無かったのだ。この世界の巨人をすべて駆逐することもできただろう…彼の父親が奪ったりすることが無ければ、な」



ヒストリア「エレン…」



ロッド「今、その力はエレンの中にある。しかしその力はレイス王家の血を引く者でないと、真の力を発揮されない。

彼がその器であり続ける限り…この地獄は続くのだ」



ヒストリア「それは…じゃあ…」





私がエレンを食べなきゃ行けない…ってこと…?






ケニー「おいおいおいおい!じゃあレイス家がエレンを食わなきゃ真の王にはなれねえのかよ?」



ロッド「そうだが?」



ケニー「じゃあ!俺が巨人になってエレンを食っても意味ねえのかよ…?」



ロッド「何を言っている?」バッ



ヒストリア「お父さん!!」





さっきAを注射で眠らせたケニーという人が
お父さんに銃を向けていた。





ケニー「今日を待ったが意味ねえってことじゃねえかよ。
俺の気持ちを知りながら散々利用してくれもんだなぁ!!」



ロッド「感謝する。お前のような野良犬を引き入れたとち狂った弟の気まぐれに」



ケニー「それ以上ウーリを侮辱すれば!てめぇの頭の半分がぶっ飛ぶぜ!」



ヒストリア「やめろ!父をはなせ!!」



ケニー「おめぇはなんて、哀れなんだヒストリア。
もう分かっただろ!コイツはおめぇを化け物に変えてエレンを食わせようってしてんだとよォ!」



ヒストリア「ッ……それが私の使命でしょ
そう…私はエレンを食って…姉さんを取り返す!

そして世界の歴史を継承して…この世から巨人を駆逐する!!
Aから人類を守るの!!


それが私の使命…!!」






貴「ヒス…トリア…」



ヒストリア「!!A!!あなたは人類の敵!!

私はあなたからみんなを守る!」






眠っていたAが微かな声で喋った。

睡眠薬を打って眠っているはずなのに…どうしてそんなに動けるのか、
人間離れしたこれが悪魔と呼ばれる所以なのか、


私はたじろいだ。







貴「ソイツは…ヒストリアをみて、ない………



レイスの血しか、…見てない…… 」

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猫まる(プロフ) - うたねのどあさん» ばり嬉しです!!ばんばん更新しますねっ!ありがとうございますっ! (12月1日 19時) (レス) id: 29c4ef9e1d (このIDを非表示/違反報告)
うたねのどあ(プロフ) - とても大好きな小説です!夢主の設定や夢主の性格全てが大好きで、思わず一気読みしてしまいました!!更新楽しみにお待ちしておりますね!! (11月30日 10時) (レス) @page48 id: d12e45b1fd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:猫まる | 作者ホームページ:   
作成日時:2023年11月25日 6時

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