episode149 ページ50
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貴「ふふっなんでそんな顔するのよ〜…
でもこれだって叶うか分からない夢のひとつよ。
人はいつか死ぬ…私だって死ぬかもしれない、そしてあなたも。
リヴァイ…夢を見ることって悪いことでもない、普通のことなのよ」
リヴァイ「…そうだな…
俺にも夢くらいはある」
貴「そう。一緒ね」
リヴァイ「A…お前は悪魔でもなんでもないただの人間で…お前は俺の女だ。
この先何があろうと何度生まれ変わってもお前を見つけ出そう…
何度でも…お前の夢は俺が叶えてやる。
その役は俺以外は許さない
約束しよう」
貴「それって……」
リヴァイはそれ以上何も言わず、静かに私に口づけた。
本当に強引な人なんだから…
嬉しいな…叶わないと思いながら、でもいつか叶ったらいいなとも思ってて
その夢を叶えようと、彼が約束してくれた。
私がもしもう1つの夢を叶えられずに人生を繰り返したとしても
彼がきっと約束を守ってくれる。
貴「約束だよ、…リヴァイ」
リヴァイ「あぁ、約束だ」
__
作戦当日、
日没前_
エルヴィン団長やリヴァイをはじめとする調査兵団がウォールマリア奪還作戦を決行へうつしていた。
貴「……」
私は昨晩のリヴァイとの約束を思い出していた。
貴「……約束ね」
その前に生きて帰ってくるのか、分からないわね…
貴「さてと…私は作戦の結末でも見にちょっとお散歩にでも行こうかしら。地下室のこともちょっと気になるし」
グニャッ_
私は鉄格子を歪めて、自分が出られるスペースを作って牢を出た。
ゆっくりと階段を上って地上へ出た。
そして私は調査兵団を追いかける前にとある場所へ侵入していた。
貴「元気にしてる?…って言っても会話も出来ないか。アニ」
目の前には水晶体に包まれたアニ。
貴「あなたの仲間が勝つか、この島の調査兵団が勝つか…あなたはどっちに賭ける?」
貴「私が気になるのは…エレンのお父さんの言っていた地下室。グリシャ・イェーガーが残した壁外人類の証…
それを知った時…彼はどうするのか。
エレン・イェーガー……
彼の持つ巨人の力は2つ…この2つが彼の中にある…
そして私を迎えに来た。
アッハハハハッ!アニ、これだけ言いに来たの
運命のまま、この島へ来てくれてありがとう
そこでゆっくりしていてね。
時が来たら_そこから出してあげるわ(ニコッ」
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猫まる(プロフ) - うたねのどあさん» ばり嬉しです!!ばんばん更新しますねっ!ありがとうございますっ! (12月1日 19時) (レス) id: 29c4ef9e1d (このIDを非表示/違反報告)
うたねのどあ(プロフ) - とても大好きな小説です!夢主の設定や夢主の性格全てが大好きで、思わず一気読みしてしまいました!!更新楽しみにお待ちしておりますね!! (11月30日 10時) (レス) @page48 id: d12e45b1fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:猫まる | 作者ホームページ:
作成日時:2023年11月25日 6時