episode147 ジークside ページ48
ジークside
ベルトルト「それで、一体どうやって2人を奪うんですか？」
ジーク「あーそこなんだよなぁ…君らの言う通りエレンは確実にこの壁の穴を塞ぎに来ると思うけど、彼女をどうやって連れ去るかだね
なんせ彼女手強そうだからなぁ」
ライナー「Aと会ったんですか」
ジーク「あぁ、壁の中で偶然…あの白い髪の子がそうなんだろう？なんだか彼女を見た瞬間にコイツだって分かったよ
まあ危うく殺されそうなくらいだったから、何も手を出さずにその場は逃げたって訳さ」
それは、嘘だ。
俺は知っていた。他のマーレの奴らが知らないはずの彼女の容姿などについて。
なぜなら散々父さんに言われたからな…
“白銀の髪に白いまつげと水色の瞳…彼女が我々エルディア人が崇めるべき神”だとね。
まさかあんな早くお目にかかれるとは思わなかったけど。
本当に彼女の姿は聞いていた通り、美しかった。
俺は…俺のほんとうの作戦を決行する時
彼女の力を借りるつもりだ。
彼女が求めているのは“本物の死”…
彼女だけがこの世界の結末を知っている。
だからこそ彼女は必要だ…俺と俺の恩師の夢を叶え、全てのエルディア人を解放する。
正直に言うと、彼女が何を知っているかは知らないが
彼女は何かしらの条件があると、未来を見ることが出来ると考えている。
彼女と初めて会った時…彼女は俺の名前を知っていて、俺に触れてこう言った
＿貴「今日はまた素敵な未来が見れたわ、あなたがここに来たおかげでね」
と。
多分、王家の血に触れると先の未来を見れるんだろうけど…
ぜひ彼女を捕らえたその時には何を見たのか聞きたいものだ。
ライナー「Aも必ず現れるでしょう…あいつはエルヴィン団長の部下になり、頼りにされている」
ベルトルト「…エレンがもし座標としての力を操れていたら僕たちには勝ち目は無いですよね」
ジーク「あーそれは心配ないだろう。その力はそんな簡単な代物じゃないからね
Aが巨人になっても無垢の巨人達を操る可能性は無いにも等しいだろう
まあ…彼女が巨人したとしても実力は未知数だけど」
ライナー「いつ奴らはここに来ますかね」
ジーク「…まあ焦らず待つしかないな」
「ジーク戦士長」
作戦について話していると、一体の巨人が俺たちの所へやってきた。
「それにライナーもベルトルトも…今のうちにやすんで置いた方が良さそうよ」
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猫まる(プロフ) - うたねのどあさん» ばり嬉しです！！ばんばん更新しますねっ！ありがとうございますっ！ (12月1日 19時) (
レス) id: 29c4ef9e1d (このIDを非表示/違反報告)
うたねのどあ(プロフ) - とても大好きな小説です！夢主の設定や夢主の性格全てが大好きで、思わず一気読みしてしまいました！！更新楽しみにお待ちしておりますね！！ (11月30日 10時) (レス) @page48 id: d12e45b1fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫まる | 作者ホームページ：
作成日時：2023年11月25日 6時
