episode137 アルミンside ページ38
アルミンside
貴「………初めて生き返ってよかったと思った。
でも今回はいつもと違う。…これが私の最後の人生よ。
ヒストリアのおかげでもうじき、私は死を迎えられるかもしれないの
リヴァイやみんなと離れたいわけじゃないけれど…
“運命” には逆らえない」
エレン「じゃあお前は…このままこの地下牢でお前の言う“運命”ってやつに流されて…ただ死を待ちてぇのかよ?最後の人生なら尚更だ!!
好きに生きろよ!!やりたいことやれよ!!」
ミカサ「エレン、落ち着いて」
エレン「A!!いい加減おまえの人生取り戻せよ!いつまでさうしてんだ!!
お前はそれでいいのかよ!!」
コニー「そ、そうだぜA!俺ならどうせ死ぬなら…生きて良かったって思いたい」
サシャ「私は死ぬほど美味しいもの食べます!」
ジャン「お前は食うことばっかだなサシャ」
ヒストリア「私も…ただ死ぬなんていや。もっとAとも一緒にいたい。最後なら楽しい思い出も作ろうよ」
貴「………」
エレン「なぁA?!!
お前は自由なんだろ?!なのに、なんで死にてえんだよ!!
“運命”なんて関係ねぇよ!!お前の意思で動けよ!!」
貴「……エレン…」
パリィンッ…
エレンがAの胸ぐらを掴んだ弾みで、Aが持っていたカップが割れた。
ジャンやコニーが急いでエレンを止めて、Aは何も言わず椅子に座った。
エレン「何か応えろよ!!A!!」
ジャン「今回ばかりは…俺もエレンの言う通りだと思うぜA」
貴「……」
ジャン「普通人間は何回も生まれ変わらねえし…お前の人生の辛さもわかれねえ、けど俺たちはまだ一緒に歩めるじゃねえか。
3年間、同じ屋根の下で訓練兵を志した…そうだろ?」
アルミン「A、君がその“運命”が君にとって大事なものなのはわかる。
でもそれは君が自分を殺す理由にはならないよ」
ミカサ「A…私たちはあなたに死んで欲しくない。
それは多分…リヴァイ兵長も同じ」
サシャ「きっとAが長生きする方法はありますよ!」
コニー「そうだぜ!一緒に探そうぜ!」
エレン「A、俺たちと一緒に戦ってくれ」
エレンがAに手を差し出す。
貴「……あなた達はもっと、疑うことを覚えるべきね。
ふふっ…わかったわよ」
アルミン「!!……ありがとう、A!」
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猫まる(プロフ) - うたねのどあさん» ばり嬉しです!!ばんばん更新しますねっ!ありがとうございますっ! (12月1日 19時) (レス) id: 29c4ef9e1d (このIDを非表示/違反報告)
うたねのどあ(プロフ) - とても大好きな小説です!夢主の設定や夢主の性格全てが大好きで、思わず一気読みしてしまいました!!更新楽しみにお待ちしておりますね!! (11月30日 10時) (レス) @page48 id: d12e45b1fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:猫まる | 作者ホームページ:
作成日時:2023年11月25日 6時