episode134 ページ35
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エレン「?やっぱりなんか知ってんだな、教えてくれ!お前はなんなんだ!」
貴「エレン…いつか分かるわ」
ミカサ「2人とも何を話してたの?」
貴「リヴァイのことよ、みんなもそんなに気になるの?」
コニー「そりゃ気になるだろ!リヴァイ兵長だしな!」
ジャン「って待て待て…ここに来たのはリヴァイ兵長のこと聞きに来たんじゃねえだろうが」
アルミン「そうだよ!せっかくエルヴィン団長から時間を貰ったのに無駄にはできないよ。A、いいかな?」
せっかく盛り上がっていたリヴァイと私の話が断ち切られ
アルミンが真剣な顔をして私の方を見た。
エルヴィン団長がみんなを寄越したのは…
私の感情を揺さぶるためかしら…。
まあ確かに…作戦は成功。
私は何故か…この同期という仲間、友達という存在が少し好きだから。
一緒にいるうちにどんどんまだ一緒にいたいとか思ってしまうんだもの。
アルミン「A、君の目的はなんなの?」
貴「………」
ジャン「……黙秘ってか。いつもそれだな。せめて、話せない理由だけでも教えてくれよ」
コニー「俺ら友達だろ?」
アルミン「A…僕はこう思ってる。
君の正体は白の巨人で、エレンの中にある始祖の巨人を求めている。正確には主を求めてる。
100年前の初代王から始祖の巨人の命令で、今まで何も出来なかった。
エレンが始祖の巨人を持っていることで、君の言う“運命”が動き出した…
君は今、エレンが必要。
その時点で僕らは協力し会えるはずだ。
人類の1部は君のことを“敵”だと言うだろう…でも僕達は違う。
僕達は味方だ
君は2000年の命から解放されることを望んでると僕は思ってる。
僕らなら力になれるはずだ
確かに君より知識は劣るけど、必ず道は見つかる。
僕らはもうこの壁の中の君の言い伝えを聞いて、もう無知ではいられない…
だから。話して欲しい。…君がなぜ何も答えることが出来ないのかを 」
貴「なるほど…ふふっ」
サシャ「このままじゃずーっとこの牢の中ですよ!?」
貴「出ようと思えばいつでも出れるわよ」
コニー「そうだよな、あの隠してた怪力でどうにかなるよな」
貴「私はね、この2000年の間でずっと人生が、終わりになることを願っていたの。
特にこの100年は地獄だった…
私はレイス教領土へも王都へも近づけなかった。
私は自由を奪われた……」
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猫まる(プロフ) - うたねのどあさん» ばり嬉しです!!ばんばん更新しますねっ!ありがとうございますっ! (12月1日 19時) (レス) id: 29c4ef9e1d (このIDを非表示/違反報告)
うたねのどあ(プロフ) - とても大好きな小説です!夢主の設定や夢主の性格全てが大好きで、思わず一気読みしてしまいました!!更新楽しみにお待ちしておりますね!! (11月30日 10時) (レス) @page48 id: d12e45b1fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:猫まる | 作者ホームページ:
作成日時:2023年11月25日 6時